ホットスワップ可能な3.5インチベイを装備
拡張ベイは、5インチベイ×3、3.5インチシャドウベイ×6、2.5インチベイ×1だが、それと別にフロントアクセスが可能なホットスワップ3.5インチSATA HDDアダプターを搭載しているのがユニークだ。3.5インチSATA HDDをそのままリムーバブルメディア感覚で利用できるので、OSごとにシステムドライブを作成して差し替えて使ったり、テレビ録画PCの録画用媒体として使うなど、アイデア次第でいろいろな使い方が考えられそうだ。
電源ユニットは下部に装着する仕様だ。拡張スロットは7つあるが、スロットのフタはシャーシを折り取るタイプになっており、いったんフタを外してしまうと元には戻せない。マザーボードは、一般的なスペーサーを利用して固定する。マザーボードベースのCPUソケット部分は四角く切り抜かれており、バックプレートを交換して装着するタイプのCPUクーラーもマザーボードを取り付けたまま装着できるので便利だ。
ケースの奥行きは47cmで、それほど長くはないため、装着できる拡張カードには制限がある。長さ約27cmのGeForce GTX 275はギリギリ装着できるが、最上段のPCI Express x16スロットに装着した場合、一番上とその下の3.5インチシャドウベイにHDDを搭載することはできない。また、長さ約31cmのRadeon HD 5970の装着はできなかった。
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