5月20日、OKIデータは、オフィス向けA4カラープリンター「C530dn」「C510dn」「C310dn」、A4モノクロプリンター「B431dn」「B411dn」の5機種を発表。6月上旬より販売開始する。
今回登場した新モデルは、5間無償保証つきブランド「COREFIDO(コアフィード)」シリーズの製品で、先日お伝えしたLEDを多機能素子化した新LEDアレイを搭載した新LEDプリントヘッドを採用するプリンター。発表会で杉本晴重社長は「COREFIDO」シリーズのラインナップの拡充を図るとともに、販売パートナーの支援策などを継続強化することで、2010年度のカラープリンターの市場シェア8%、2011年度は11%を狙うとした。
省スペース・省電力を追求したカラープリンター
カラープリンターは、カラー毎分26ページ、モノクロ毎分30ページの「C530dn」、「C530dn」からPCL5cとPostScript3互換対応を省略した「C510dn」、カラー毎分22ページ、モノクロ毎分24ページの「C310dn」の3機種が登場。従来よりLEDのチップ幅を22%削減した新LEDプリントヘッドを搭載し、高さが24.2cm(突起部のぞく)と薄型になっている。さらに、従来各色ごとに独立していたイメージドラムユニットを一体型し、各色のイメージドラムユニット間の距離を短縮、廃トナーボックスを1ヵ所にまとめたことで、容積比で約4割の省スペース化している。また、環境性能を向上させる独自開発の「GreenASIC」搭載により、スリープ電力は0.9Wを実現。価格は「C530dn」が8万9040円、「C510dn」は7万8540円、「C310dn」が6万5940円となっている。
印刷速度を高速化したモノクロプリンター
モノクロプリンターは、モノクロ毎分38ページの「B431dn」とモノクロ毎分33ページの「B411dn」の2機種が登場。高さが24.5cm(突起部のぞく)と従来機種に比べ、容積を16%小型化、印刷速度は36%高速化を実現している。価格は「B431dn」が8万3790円、「B411dn」は6万2790円。
今回の新製品発売を記念して、LED液晶テレビやデジタルカメラがあたる「世界最薄、しかもLED。」キャンペーンを実施する。キャンペーンは6月1日から9月20日までとなっている。