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ドコモの夏はスマートフォンが熱い

フルキー付きケータイ(?)+スマートフォン3台、徹底レポ

2010年05月19日 17時00分更新

文● ヤシマノブユキ

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スリムボディと便利な待受画面が魅力
Windows Mobile 6.5搭載「dynapocket T-01B」

 HT-10Bにつづいて「dynapocket T-01B」も、こちらも見た目からもわかるように、au「IS02」のドコモ版。通信方式などをのぞき、アプリやスペックはやはりIS02と同じである。本体カラーはホワイトとチタニウムブラックの2色展開となる。

IS02とは異なり、こちらはカラバリで2モデル用意されている

 一般に、スライド式キーボードは画面部とキーボード部の2層構造になるため厚くなりがちだが、T-01Bの厚さは12.9mmとスリム。今回発表されたストレートタイプのBlackBerry Bold 9700より1.2mmほど薄い。キーもクリック感があり、見た目以上に打ちやすい。

スライド式にもかかわらず、とことん薄いのもT-01Bの魅力

家族の連絡先や、よく見るウェブページのショートカットなどを待受画面に貼っておくとワンタッチですばやく呼び出せて便利

 画面は4.1型有機ELで、大きく、見やすい。とくに赤と緑の色再現性が高く、きれいに見える。

マルチタッチには非対応だが、写真を長押しするとズームできる。このズーム機能は「ClipBook」というアプリのみで利用可能。ClipBookはT-01Bで撮影した写真をスクラップブックのように蓄積、閲覧するためのアプリで、タグ付けや検索がしやすいのが特徴

 アプリ関係でauのIS02と異なるのは、iモードメールを送受信するための「iモード.netモバイルモード」や、ドコモ公式アプリストア「ドコモマーケット」、「SecurityScan」といった独自アプリを搭載している点。

ドコモマーケットも用意されている

 ビジネスに役立つ名刺OCRアプリを標準搭載。面倒な設定は必要なく、アプリを起動し、撮影するだけで自動で読み取ってくれて、連絡先へ直接登録できる。

試しに自作の名刺を撮影してみたところ、URLは正しく認識されたが、名前やメールアドレス、住所などは読み取れなかった

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