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IEEE 802.11nに対応

ついに日本上陸! いろいろ高速化した 「Eye-Fi X2」カード

2010年05月12日 18時27分更新

文● ASCII.jp編集部

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左は今回の発表に合わせて来日したEye-Fi本社プレジデント兼CEOのJef Holove氏。右はアイファイジャパン代表取締役の田中大祐氏

左は今回の発表に合わせて来日したEye-Fi本社プレジデント兼CEOのJef Holove氏。右はアイファイジャパン代表取締役の田中大祐氏

 アイファイジャパンは米国などですでに発売している「Eye-Fi X2」カードを5月20日に日本で発売すると発表した。

 発売されるのは、4GBメモリー内蔵の「Eye-Fi Connect X2」(予想実売価格7000円前後)と、8GBメモリー内蔵の「Eye-Fi Explorer X2」(同1万円前後)、「Eye-Fi Pro X2」(同1万6000円前後)の3種類。

 Connect X2はパソコンやオンラインサービスへのデータ自動転送機能を搭載。ちなみに、自動転送可能なオンラインサービスとして、「CANON iMAGE GATEWAY」が5月25日に追加される。これによりトータルで21のサービスに対応する。

製品ラインナップ

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Skyhook Wireless社がサポートする首都圏のWPSポイント(右の青い範囲)

Skyhook Wireless社がサポートする首都圏のWPSポイント(右の青い範囲)

 Explorer X2はそれに加えて、Skyhook Wireless社が提供するWPSによるジオタグの付与、公衆無線LANへの直接接続などが行なえる。

 さらにPro X2ではアドホック接続に対応。デジカメのRAWデータや3D画像データ(.mpo)の転送も可能となっている。

 すべてのカードが「Class6」のデータ転送に対応し、従来製品より読み書きが高速化している。また、従来のIEEE 802.11b/gに加え、IEEE 802.11nの無線LANに対応。より高速なデータ転送が可能となった。

左が従来製品で右が新製品のハードウェア。アプリケーションを掌るLSIが増えている

 機能面では、指定のデータ容量を超えると自動的にデータを削除する「エンドレスモード」を搭載。ただし、アップロードされていないファイルは自動で削除されることはない。

 またデジタルカメラとの互換性が向上。AVCHDおよびソニー製デジタルカメラの動画のアップロードにも対応したという。

 そのほか、従来ウェブブラウザー上で動作していた管理ツール「Eye-Fi Manager」がWindows/Macintosh用アプリケーション「Eye-Fi Center」となり、従来のEye-Fiユーザーにも無償で提供される(ここからダウンロード可能)。

 さらにバッファローのNAS製品がEye-Fiに対応。Eye-Fiから転送されてきたデータを自動的にバックアップしたり、共有したり、ウェブへアップロードしたりできる。


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