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ハウス食品、内食回帰で増収増益…3月期決算

2010年05月12日 10時16分更新

記事提供:通販通信

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ハウス食品が5月10日に発表した2010年3月期決算短信によると、売上高は前年同月比0.9%減の2206億2200万円、営業利益は同7.5%増の109億6400万円、経常利益は同10.9%増の121億8700万円、当期純利益は同2.0%増の48億2000万円だった。  売り上げ面では、「嵐プレミアムナイトご招待キャンペーン」などの販売促進活動や広告活動の効果もあり、主力のルウカレー製品やレトルトカレー製品の売り上げが伸長。家庭内での調理頻度の高まりに伴い、スパイス製品も好調に推移した。  また、新製品の投入により、「ウコンの力」をはじめとする健康食品も売り上げを伸ばした。一方、「六甲のおいしい水」や子会社ハウスウェルネスフーズの飲料製品が、厳しいマーケット環境と、夏場の天候不順の影響を受け苦戦。シチュー製品も、競合激化によるカップタイプ製品の落ち込みなどにより、前年実績を下回った。  通期は、売上高は同1.1%増の2230億円、連結営業利益は同1.2%増の111億円、経常利益は同0.1%増の122億円、連結当期純利益は同28.6%増の62億円を予定している。

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