5月11日、ハンモックは「FoIP(FAX over IP)」に対応したFAXサーバーの新バージョン「RightFax for FoIP」を同日より販売すると発表した。
RightFax for FoIPは、物理的なFAXボード(インターフェイス)ではなく、FAXデータをIPネットワークで送受信する「仮想FAXボード」を使用するFAXサーバー環境を構築する製品。ダイヤルした電話番号に応じて、もっとも通話料が安い電話会社を自動的に選択するLCR機能に対応しており、遠隔地へのFAX送信コストの抑制が可能となる。
FAXの送受信に用いる回線をIPネットワークだけに集約できるため、通信料金の削減だけでなく、インフラ管理者の負担軽減を実現する。
VMware ESXに対応しているため、仮想化による物理的なサーバー数を減らすことで、冗長化構成や大規模構成時の導入費用、環境構築の時間、電気代を削減できるとしている。
RightFax for FoIPの販売価格は、93万9000円から(製品構成により異なる)。