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目指せ快適! MacBook Pro長期レビュー 第22回

MacBook Proとの相性バツグンの「mStand」(前編)

2010年05月11日 16時00分更新

文● 海上忍

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mStandのココがいい

 mStand最大の魅力は、ずり落ち防止のストッパーが用意されていること。本体と一体化されているうえ、保護用パッドが取り付けられているため、本体と直接接触することがない。物理的にズリ落ちがありえない、この点だけでも購入目的を果たしたといえる。

 厚さ約4mmというアルミニウム素材の質感はグッド。しかも、表面はMacBook Proと同じサンドブラスト仕立てとくれば、インテリア的にも好印象だ。

 MacBook Proを載せてしまうと、本体の大部分が視界に入らなくなるが、載せる直前にオーナーとしての喜び(というか、いい買い物をしたかも、という自己満足)を実感させてくれるはず。

MacBook Proにジャストフィットのストッパーがあるので「ずり落ち」はありえない!

ストッパー部分には切り込みが入っているので、スタンドに置いたままで閉じた液晶ディスプレーを開けられる

四隅には10円玉+αの厚みを持つ滑り止めゴムがあるため、MacBookの底面はアルミ部分に密着しない。次回、この問題を克服する方法を探る予定だ

筆者の仕事場(の片隅)にて。G4 Cubeのスピーカーと比べれば、どの程度の高さで浮いているかわかるはず

台座部分にワイヤレスキーボードを格納したところ。こうすれば、机の上に書類を広げることができる

 自己満足……と言われればそれまでかも知れないが、買い物をしたあとには、「自分の判断が正しかったのだ」と確認するために反芻作業が必要だ。

 次回は、mStandと他製品を比較しながら、安定性や取り回しのよしあし、MacBook Proの冷え加減などストッパー以外の部分にスポットライトを当てつつ、MacBook Pro用スタンドのあるべき姿を考えてみたい。


筆者紹介──海上忍


 ITジャーナリスト・コラムニスト。アップル製品のほか、UNIX系OSやオープンソースソフトウェアを得意分野とする。現役のNEXTSTEP 3.3Jユーザにして大のデジタルガジェット好き。近著には「改訂版 Mac OS X ターミナルコマンド ポケットリファレンス」(技術評論社刊、Amazon.co.jpで見る)など。



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