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週刊 PC&周辺機器レビュー ― 第53回

超解像を搭載したLED液晶ディスプレー E2350VR-SN

2010年05月07日 12時00分更新

文● 池田圭一

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 場所を取らず、軽量で高精細、そして大画面なのに安価が当たり前な最近の液晶ディスプレー。そんな液晶ディスプレー分野で大きなシェアを誇るLGエレクトロニクスから、23型ワイドサイズの液晶ディスプレー「E2350VR-SN」が発売された。なんといっても一番の特徴は「超解像技術」。どのように見えるのか? 検証してみた。

E2350VR-SN 「E2350VR-SN」。デモ・モードで通常の表示(写真左側)と超解像表示(同右側)を比較。シンプルだが曲面が多用されており、大画面ディスプレー特有の威圧感は少ない

LEDバックライト搭載、スリム・軽量な
新世代の大画面液晶ディスプレー

 まずは基本スペックだ。フルHD対応(16:9比率)1920×1080ドット表示の23型ワイド液晶パネルを搭載するパソコン用ディスプレーで、ノングレア(つや消し)タイプのTN液晶パネルを採用する。バックライトは白色LEDによるエッジライト方式(左側に1列)で、パネル内部の配光シートで全面に投光、輝度はやや抑え目の250cd/m2、コントラスト比は1000:1(f-ENGINE有効時は500万:1)となっている。

 ようやく大画面液晶テレビにも採用されるようになったLEDバックライトを除いては、最近のディスプレーとしてそれほど珍しくもない基本仕様だが、その分、パネルの薄型化や駆動回路の小型化が進み、デザインの自由度は向上している。E2350VR-SNの外観にもそれが表れており、従来の大画面ディスプレーには見られない軽快なスタイルを採用するのが特徴だ。

 専用スタンドを取り付けた状態での本体サイズは、幅559.8×奥行き198.0×高さ428.1mm。といっても奥行きはスタンド部分のサイズで、パネル部分の厚みは平均して20mm以下だ(最薄部17.5mm)。驚くべきは重さで、スタンド込みでの質量は3.34kg。持ち手がないため「片手でひょいっ」というわけにはいかないが、両サイドをつかめば極めて楽に持てる。

 これだけ軽いのに、壁面やモニターアームへの取り付けに用いるVESAマウントに対応していないのが残念ではあるが、専用スタンドの台座部から支柱部を抜いて少し角度をつければ、それだけでフォトフレームのように自立する。

スタンドの台座を取り外すと、倒した支柱をささえに自立する スタンドの台座(楕円部分)を取り外すと、倒した支柱をささえに自立する。接地辺が長いため、これで意外と安定している

 同社がアピールする使い方のひとつに、ノートパソコンのセカンドディスプレーとしてE2350VR-SNを利用するというものがある。E2350VR-SNを自立させるとパネル下面が卓上に接し、表示パネル部分の高さがノートパソコンの画面の高さとそろうため、大画面ディスプレーでも視線移動を減らして楽に使える、というものだ。VESAマウントへ対応させるための剛性を確保するより、本体を薄く・軽くして大画面を身近なものにしようという思い切りの良さが感じられる仕様だ。

コネクター部 支柱取り付け部分はゆるやかに盛り上がり、その上にコネクター部がある。左から電源、HDMI、DVI-D、アナログRGBの各入力、オーディオ出力コネクターがある。なおスピーカーは備えていない

 なお支柱部のすぐ上には入出力コネクター類があり、映像入力はアナログRGB(D-Sub15ピン)コネクター、DVI-D(HDCP対応)、それにHDMIの3系統がある。また、HDMI経由で入力された音声信号の出力コネクター(ステレオミニピン)と、付属ACアダプターの電源コネクターがある。

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