のののののの〜ちょっと,ゲシュタルト崩壊〜 1.2
作者:RucKyGAMES
価格:無料
iPhone Peopleでもちょこっと書かせていただきましたし、電撃ゲームスでもずいぶん以前に書いたことがあるのですが、iPhoneゲームの体験版の数はハンパないです。本当だったら「○○○○本もあります!」とか書くべきところなのですが、ぶっちゃっけ、数えるのもイヤなくらいです。
興味のある方は一度、iTunesで「LITE」検索してみてください。すべてが無料体験版というわけではありませんが、すべて見るのもいやになるくらいのアプリが表示されます(笑)。
てなわけで、ちょこちょことゲームの無料体験版を紹介させていただこうかと思っています。体験版があるということは、当然、フルバージョン=製品版もあるものばかりですから。お気に召したら製品版のご購入をご検討ください。たいていの場合、体験版のメニュー画面からApp Storeに飛べるようになってますので手軽です。
てなわけで、その記念すべき一本目は……特に理由はないのですが、こちら「のののののの~ちょっと,ゲシュタルト崩壊~」です。ASCII.jp/Macでは「最強ライターの筆を止めたiPhoneゲーム界の鬼才」とまで書かれた(記事タイトルは、担当君がつけてくれています)奇才「RucKyGAMES」君のタイトルです。そのゲーム性だけでなく、画面写真を見ているだけでもくらくらします。
下の2枚の画面写真を見ていただければ、もう何をするゲームなのかは一発ではないかと思います。いくつも並んだ「の」の字の中から、左右逆を向いているものをすべて見つけ出してタップしていくわけです。
ちなみに、各面には制限時間がありまして、時間経過とともに画面が暗く、見にくくなっていきます。間違った(方向の正しい)「の」をタップしても、タイムロスになって、ますます画面は暗くなっていきます。ゲームオーバー時には正解を教えてくれますが、教えてもらっても……覚えてるわけがない(笑)。
ちなみに体験版では「ぬ」でもプレイすることができます。人間、不思議なもので、「の」に慣れてしまうと「ぬ」では逆向きが探しにくかったりします。「ぬ」の方が、よっぽど文字としての特徴はあるんですけどねぇ。不思議なものです、本当に。
こちら、体験版のタイトル画面です。アプリ内広告が妙なことになっていたので、思わず撮影してしまいました。どんだけ「の」なんだ……というか、ここまでくると確かになにかが壊れてしまってもおかしくない気がいたします。
製品版では、文字の種類が増える(「Q」とか)だけでなく、ステージによって文字が変わるモードも楽しめます。この記事をここまで読んでいただいて、少しなにかを催してしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、案ずるより何とかが易しと申しますか、プレイしてみるとけっこう明るく楽しめるゲームだったりします。特に、みなさんでわいわいやっていただくとよいのではないかとすら思ったりはいたしません……決して。
筆者紹介──倉西誠一
石川県金沢市出身の元・電撃PlayStation編集長。著書は「モンスターハンター」シリーズのプレイログである「狩られ道」「狩られ道豪黒毛」(いずれもアスキー・メディアワークス)だが、最近はすっかりiPhoneゲーマー。Twitterアカウントはkararemichi。
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