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SUPER GTに痛車が参戦! 初音ミク×GSRポルシェ密着レポート 第17回

痛車バトル勃発! SUPER GT 富士戦開幕!

2010年05月02日 09時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 ●撮影/鉄谷康博、加藤智充、編集部

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関係者に聞く!
予選を振り返って

大橋監督

 今日1日を振り返ると、練習走行で良いタイムが出てしまったゆえの慢心があったかなと。クルマ自体はそこそこのセッティングが出てたんですけど、午後の路面温度の上昇に対するタイヤチョイスができませんでしたし、その辺が対応できればコンマ数秒の戦いを勝てたのかもしれません。とはいえ、タイムは他と遜色ないくらい出ていたので、明日は結構戦えると思います。

 ただ、400kmと長丁場なので、タイヤをどう温存して行くか、タイムを出しつつ燃費もストイックに計算していかないといけません。一筋縄にはいかないと思いますけど、シングル順位を目指して頑張ります!


番場選手

 まず、スーパーラップに出られなくてスイマセンでした。大橋監督も言ってた通り、練習走行で調子がよかったので、予選ではもっと行けるだろうと思ってたんです。僕自身も余力がありましたし。しかし、思いのほか周りのクルマが速かったのと、自分が当初予定していたタイムが出なくて……。

 午後から路面温度が急激に上がったことを計算に入れてなかったので、肝心なところでタイヤの美味しい部分を使えなかったんです。本来ならそういうことも考えて走らないといけないので、今回のことは自分の経験として受け止めます。本音を言うと、ものすごく悔しいです! でも明日はそんなミスはしません! 12位からどこまで追い上げていけるか、楽しみにしていてください! 応援シートの目の前でオーバーテイクを見せられればと思います。


佐々木選手

 今日はポルシェにも慣れてきて楽しく走れました。今回から車載カメラを付けたので、あとで番場選手の良いところと、僕のダメなところを比較して、もっとタイムをあげていきたいと思っています。今日気になったのは100Rのところですね。なんかリアが重いというか、スライドしてしまうような感じで。

 FSWは飛び込んでいくようなコーナーはないので、僕としてはこのサーキットでのポルシェは乗ってて気持ちいいです。岡山での失敗から、走りが小さくなってたんで、明日の決勝では頭を入れ替えて、去年スーパー耐久で優勝したときのような気持ちで走りたいですね。応援シートもありますし、痛車のライバルも増えましたし、負けられないですよ!

(次ページへ続く)

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