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| 電子書籍はネット経由のダウンロード購入で完結する。書店という場を維持するには、現実でしか体験できない“何か”を提供するしかない |
バーチャル時代のリアルの価値を考える
電子書籍のインパクトが語られるときに、しばしば(リアル)書店には未来がないという意見を耳にする。
筆者はこの意見には懐疑的だ。もちろん、前回の記事で文化通信の星野氏が「現在、日本には書店が約1万4000店ありますが、これは欧米と比べても数倍多い数字」と話していたように、日本の書店数は海外のそれに比べて異常に多い。この数を維持していくとは考えていない。
デジタルな消費と言える電子書籍とリアルな消費の場である書店はどのように共生していくことができるのか、今回は少し未来の書店の姿をイメージしてみよう。
その姿の本質に迫ることで、同じく電子化の波にさらされている、映像や音楽など、ほかのメディアでのサバイバル術も見えてくるはずだ。
なお、今回のイメージ制作にあたってはTwitter上で意見を募集した(関連サイト)。多くのアイディアを頂いたことを、この場を借りてお礼申し上げたい。
今回は“未来の書店像”をわかりやすくイメージしてもらうため、以前、筆者が連載していた「デジタルなオフィス!」のキャラクター達に久しぶりに登場してもらうことにした。

社長(クマさん)……取引先からもこう呼ばれる「ベアーズ企画」の経営者。親分タイプの45歳

山本くん……デジタルガジェットオタクの営業マン。一応社交型の25歳

HAL(はる)子さん……秘書兼経理でITにも強いらしい。本名は治(はる)子。理論型の27歳

春美さん……新入社員。IT関係は全く不慣れだけど一生懸命。支援型の22歳
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