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物欲AVコモノ道 第51回

小さくても効果抜群のヘッドフォンアンプ「AT-PHA30i」

2010年05月03日 12時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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使い勝手のよいリモコン機能

iPod Touchと接続したところ。これが予想以上に使い勝手がいい

iPod touchと接続したところ。これが予想以上に使い勝手がいい!

 まず使い勝手から見ていこう。利用する際は、本体から伸びたケーブルをiPodのDockコネクタに差し込む。本体にはクリップが用意されているため、シャツの胸ポケットなどに挟んでおくことができる。

 ちなみにケーブル長は40cmあるため、iPodを腰ポケットに収めておき、AT-PHA30iを胸ポケットにクリップで留めて操作するといった使い方が可能だ。

iPod Touchを胸ポケットに入れてAT-PHA30iをシャツの胸のところにクリップで挟むとこんな感じ

iPod touchを胸ポケットに入れてAT-PHA30iをシャツの胸のところにクリップで挟むとこんな感じ

 本体には5つのキーが十字型に並んでおり、音量の調整と曲送り/戻し、再生、一時停止が可能。また、曲送り/戻しボタンを長押しすると早送り/巻戻しになるといった機能も備える。

上と下のボタンで音量調整、左右および中央のボタンで曲送り/戻し、再生、一時停止が可能

上と下のボタンで音量調整、左右および中央のボタンで曲送り/戻し、再生、一時停止が可能

 なお、早送り/巻戻し時でも音が鳴る上、AT-PHA30iを使っていてもiPodとAT-PHA30iのどちらでも音量調整が可能など使い勝手はいい。

 これらのリモコン機能はiPod nanoなどで使っても便利だが、それ以上にメリットが大きいのはiPod touchと組み合わせたときだ。

 iPod touchは画面に軽く触れるだけで何らかの動作が行なわれてしまうため、ポケットなどに入れて持ち運ぶ際はロック状態にしておくのが一般的だろう。ただ、再生や一時停止、曲送り/曲戻しをする際は画面に触れる必要があるため、何らかの操作を行なおうとするたびにホームボタン、あるいはスリープ解除ボタンを押し、さらに画面上でロック解除の操作が必要になる。画面を見る必要があるため、ポケットの中で手探り状態で操作できないのも煩わしい。

 しかしAT-PHA30iはiPod touchがロックされた状態でも各種操作が可能であり、わざわざiPod touchを取り出し、ロックを解除して操作する必要がない。

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