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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第150回

猫をジオラマ風に撮ってみる

2010年04月30日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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案の定、面白い写真になった!

車の影で休んでた猫をジオラマ風モードで撮ってみた。こてっとしてきりっとしてなんかいい感じ(2010年4月 キヤノン Powershot SX210 IS)

車の影で休んでた猫をジオラマ風モードで撮ってみた。こてっとしてきりっとしてなんかいい感じ(2010年4月 キヤノン Powershot SX210 IS)

 で、実際に試してみると上の写真ような感じに。通常の撮影ではこんなにボケないから、それだけでも使ってみる価値ありでしょう。

通常のオートで撮った猫。まあ普通の写真です(2010年4月 キヤノン IXY 10S)

通常のオートで撮った猫。まあ普通の写真です(2010年4月 キヤノン IXY 10S)

ジオラマ風モードで撮ると、前後が大きくぼけてきりっとして、ちょっといい感じの写真に(2010年4月 キヤノン IXY 10S)

ジオラマ風モードで撮ると、前後が大きくぼけてきりっとして、ちょっといい感じの写真に(2010年4月 キヤノン IXY 10S)

 通常撮影とはどのくらい違うのか、撮り比べてみたのが上の写真。けっこう違うのである。これはなかなか面白い。

歩道猫。猫の目元に合わせてジオラマ風にしてみた(2010年4月 キヤノン Powershot SX210 IS)

歩道猫。猫の目元に合わせてジオラマ風にしてみた(2010年4月 キヤノン Powershot SX210 IS)

 次に歩道にいる猫をわざと斜め上から撮ってみた。近距離だと効果を出すのは難しい。でも、ジオラマ風とまではいかなくとも、ちょっと不思議な写真にはなる。その「ちょっと不思議」が楽しいのだ。

 最近のデジカメはただきれいに撮るのみならず、こんなデジタルならではの遊び写真撮影もできる。せっかくの休み、ジオラマに限らず、メニューの奥で忘れられがちな機能に日の目を見させてあげるのも一興ではあるまいか。

 猫撮影とは関係なさげな機能も使ってみたら面白いかもしれないしね。


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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫。2010年4月27日発売)。twitterアカウントはogikubokei。ときどき猫動画をアップするYouTubeのアカウントもogikubokei。



*次回は2010年5月7日掲載予定



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