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狙うはプロ級!? ニコン「D300S」で撮影スキルを鍛え直す 第2回

露出補正とAFモードを駆使してみる

2010年04月29日 12時00分更新

文● 小林 伸、撮影協力●クラーク記念高校秋葉原ITキャンパス

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おまけ:前回の「ホワイトバランス」について

 最後に、前回紹介したホワイトバランスについて少々追記したい。これからの時期は新緑が綺麗になってくる。そのときホワイトバランスをオートのままで撮影すると失敗とは言わないまでも、思ったより新緑の色調が再現できないことがしばしばある。

 これは新緑の緑色(G)に対してカメラのホワイトバランス調整が過度に補正されてしまうため。このようなときには自分でホワイトバランスを「太陽光」などに設定して撮影することをお勧めする。

オートホワイトバランスで撮影

オートホワイトバランスで撮影

晴天で撮影

晴天で撮影

オートホワイトバランスで撮影

オートホワイトバランスで撮影

晴天で撮影

晴天で撮影

 上のサンプルは同じ被写体を「オートホワイトバランス」と「晴天」で撮影したもの。それぞれの色の出方の違いに注目。オートホワイトバランスで撮影したものはせっかくの緑色がくすんで写ってしまっている。これは林全体が竹の葉を透かした自然光にあふれていたため、若干緑色に対しての補正がかかってしまっていると思われる。

 このような場合はユーザー自身がホワイトバランスを指定することで色のくすみを回避できる。今回は晴天だったこともあり、ホワイトバランスを「晴天」に固定して撮影した。これは筆者の手法であり、人によってはホワイトバランスの微調整でグリーンを増やすという手法をとる人もいるだろう。補正方法はいくつもあるので自分にあった方法で補正すればいい。

 次回は色調に変化をもたらす「ピクチャーモード」について紹介する。


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