AVIUTL
フリーソフトのAVIUTLを用いた動画のx.264エンコード(120秒SD動画をQVBR20で変換)は、Athlon II X4 635の1.65倍、Phenom II X4 965 BEの1.36倍のパフォーマンスを示した。マルチコアCPUが有効な用途だけあって、その効果は抜群だ。動画エンコード目的ならば、本CPUは間違いなく最高クラスに位置するパフォーマンスを得ることができる。
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| AviUtl エンコード時間(単位:秒) ←Fast |
消費電力
最後に消費電力を見てみよう。アイドルと全コアフルロードの差は、Athlon II X4 635が90Wと最も少ないが、Phenom II X4 965 BEとPhenom II X6 1090T BEはそれぞれ102W、105Wでその差はわずか3Wである。フルロード時の消費電力も4W差で、コア数が4から6に増加したことによる消費電力増はごくわずかである。かなり高めの動作クロックで6コアだが、懸念していた消費電力はかなり抑えられていると言えるだろう。とは言うものの、両CPUのTDPは125Wと昨今のCPUとしてはかなり高めであり、導入の際にはCPUクーラーの性能、ケースの吸気と排気に十分注意したほうがよさそうである。
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| 消費電力(単位:W) ←better |
6コアCPUとしては低消費電力かつ安価
ベンチマークの結果を見る限り、Phenom II X6 1090T BEの性能期待値は、Phenom II X4 965 BEの1.3~1.4倍程度と思って間違いないだろう。ほぼ同レベルの消費電力でここまでパワーアップできると考えると、なかなかに魅力的なCPUと言える。現在Phenom II X4 965 BEは1万8000円前後で購入でき、Phenom II X6 1090T BEの店頭予想価格は3万5000円。倍近い価格差があり、コストパフォーマンスがよいとは言えない。だが、ライバルのCore i7-980X Extreme Editionが10万円を超える価格であることを考えると、ものすごくお買い得に感じてしまう。現実的なコストで最高峰クラスのCPU性能を得られると考えると、なかなか魅力的なモデルと言えるだろう。
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| ライバルのCore i7-980X Extreme Editionが10万円を超える価格であることを考えると、6コアCPUとしては格安。現実的なコストで最高峰クラスのCPU性能を得られると考えると、なかなか魅力的なモデルと言える |
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