このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

目指せ快適! MacBook Pro長期レビュー ― 第20回

新MacBook Proに「お引っ越し」 TimeMachineで簡単!

2010年04月27日 16時00分更新

文● 海上忍

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

13インチMacBook Pro
13インチMacBook Pro

 13インチMacBook Proといえば、均整なアルミのボディーに、デジタルライフを楽しむための機能をギュっと詰め込んだプロダクト。国内でも人気が高くて、「初めてのMac」として選ぶ人も多いです(Apple Storeで見る)。

 本連載「目指せ快適! MacBook Pro長期レビュー」では、本体の見所や併せて使うと便利な周辺機器、覚えておくと便利なソフトの設定方法など、MacBook Proをより楽しく使うための情報を提供していきます(連載の目次)。


マシンを入れ替えました

 今回でこの長期レビューも20回目を数えることとなった。その節目に……というわけではないが、テスト機を先日、発売されたばかりの13インチMacBook Pro(MC374J/A)に乗り換えることにした(関連記事)。

 新旧テスト機は、外観的にも、13インチモデルのローエンド機というポジション的にもまったく同じだが、中身を見てみれば、CPUは同じCore 2 Duoでも2.0GHzから2.4GHzにクロックがアップ。メモリーは2GBから倍増の4GBで、グラフィックチップも「NVIDIA GeForce 9400M」から「NVIDIA GeForce 320M」に更新されるなど、スペック面では少なからず変更されている。

 Core i5やi7を搭載した15/17インチモデルが正直、うらやましくもあるが、こちらは13インチ/重量2.04kgという身軽さがウリだ。今回はデータの「引っ越し」にフォーカスを当てる。旧モデルとのベンチマーク比較など検証記事については、後日掲載させていただこう。

MagSafeコネクタの形状がMacBook Air風にスリム化された新MacBook Pro(上)。新しいマシンでロードテストは続く……

「Time Machine」の本当のありがたみ

 マシンのリプレイスは手間がかかるもの……そんな常識をくつがえしたのが、LeopardことMac OS X 10.5で初登場した「Time Machine」だ(関連記事)。

 「Finderウインドウがパラパラまくられる表示効果を示しつつ、うっかり削除したファイルも迅速に復旧できる」などとバックアップツールとしての用途で説明されがちだが、本当のありがたみはほかにある。Macのユーザー環境をあますところなく、ほかのマシンへ完全な形でコピーできることだ。

うっかり削除したファイルの復元はTime Machineが持つ機能のひとつにすぎない

 Time Machineは、外部ボリュームを除くファイルシステム上の一切合切を、所定の外付けHDDへそのままコピーする。リソースフォークやFinder情報といったHFS Plus独自のメタデータはもちろん、「usr」や「var」といった(Finderには非表示の)領域も含めてフィルタをかけずにコピーされるため、取りこぼしが発生しない。逆にいうと、システムもそっくりそのままコピーされる。Time Machineのバックアップとは、システムおよびユーザー領域の「クローン」を作る工程ともいえる。

 その「クローン」は、同じSnow Leopard(Apple Storeで見る)がインストールされたほかのMacに復元することができる。これまでマシンを買い換えた際には、アプリケーションをインストールし直して、古いパソコンからデータを移したり、メールアカウントを再登録したりと、かなり手間がかかることが一般的だった。

 しかし、Time Machineを使えば、そのような面倒はいらない。メールボックスやウェブブラウザーのブックマークだけでなく、「キーチェーンアクセス」に登録したウェブサイトのパスワードも、散らかったデスクトップのアイコンも、以前のマシンそのままの状態で新しいMacに移行することができるのだ。

前へ 1 2 次へ

この特集の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中