KOSYUさんの選ぶセルフCD7枚
メロディーにのった歌詞の響きがとても印象的でふと口ずさんでしまう。もの哀しげだけど明日へと踏みだそうという意思。「きみは、ひとりで、ゆくんだぜ」
変拍子、高速リズム、複雑な和音。先の読めない展開で聞いていて飽きない。がっつりサウンドを楽しみたい時の一枚。
※5月5日の「M3」、5月9日の「THE VOC@LOiD M@STER 12」で再販予定です。(編)
■ ボーカロイドは終末鳥の夢をみるか?/sasakure.UK
至福のピコピコサウンド。絵本のようなブックレットやドット絵PVを含めた世界観が素晴らしい。終末に向かっていくアルバム構成に身を任せるためにこのCDは必ず通しで聞く。
「パイパンP」こと「ざにお」さんによる透き通るような浮遊感サウンド。「ペヤングだばあ」のような遊んだ歌詞も楽しい。ところで、このP名はASCII.jpに伏字なしで載るのだろうか……。
※もちろん載せました。(編)
曲ごとにストーリーが進む連作的手法をとっているプーチンP。このCDは第一部が収録。ニコニコ動画上ではプーチンPの新曲が投稿されるたびにストーリー解釈コメントがあふれる。リアルタイムで発表曲を追うのが楽しいボカロP。
アングラ系と呼ばれるボカロPを中心とした同人サークル「捻れたアヒル」のオムニバスアルバム。アングラっていう枠組みでCDがつくられること自体が面白い。この企画が実現できるボカロシーンの自由さと幅広さに乾杯。
最後にボカロボーカル以外のCDも紹介。ドキ生(ボカロP中心のバンドによる生ライブ)にて結成された「1mm♪」によるアコースティックCD。8曲目「こまけぇこたぁいいんだよ!!」はまさに謎の感動。曲を聞いて感動したなら、歌いながら一緒に踊ろう!
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