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アキバで恥をかかないための最新パーツ事情2010 ― 第5回

知ったかできるパーツ基礎知識【お買い物実践編】

2010年04月23日 13時30分更新

文● G&D Matrix

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 4回にわたって2009年~2010年4月までの最新パーツのトレンドに迫ってきた。そこで最終回となる第5回は「秋葉原パーツショップでの購入編」と題して、主要パーツショップを一気に紹介したい。初心者はもちろん、久々に自作に挑戦しようと考えている出戻り組や現役自作ユーザーまで、改めてアキバのパーツショップを知るよい機会になればと考えている。また、普段は地方在住でなかなか秋葉原に行けない人やWEB通販しか利用しない人も、実際の店舗の印象が分かれば、今後の通販ライフも楽しくなるはずだ。

過去4回の記事で、PCのパーツの基礎知識を叩き込んだら、実際に秋葉原にパーツを買いに行こう!

 もうひとつ、パーツショップで買い物をするうえで、主に初心者ユーザーの皆さんのための注意点やポイントを実際にお店で働くスタッフに聞いてみた。以下にまとめてみたので、まずはご一読の上、買い物を楽しんでいただければ幸いだ。

分からないことがあったらなんでも聞く

 パーツショップでは当然ながら毎日色々なお客を相手にしている。初心者はもちろんハードユーザーまでその客層は様々だが、初めて買い物をしに行くと一種独特な空間と雰囲気にたじろぐ人もいるかもしれない。かといって聞くのが恥ずかしいから(または面倒だから)と、勝手に自分の知識、またはインターネットで調べて決めた構成を買い物していくのはなんとも頂けない。まずは手の空いてそうなスタッフを捕まえて「自分は初心者なんで相談したいんですけど」とハッキリ伝えるところから始めたい。どのショップでも、懇切丁寧に説明してくれるはずだ。

基本のパーツ類はなるべく同じ店で購入する

 秋葉原でパーツショップをめぐりながらの買い物をする場合、楽しみのひとつに安い店を見つけて買うというものがある。今さらだが秋葉原という場所は、向かい合わせや、はす向かい同士の店でも、全く同じ製品が異なる価格で販売されている(場合が多い)という特殊な街だ。そんな状況にいて「どこよりも安いショップで買い物がしたい」というのは誰しもが考えることだが、ちょっと待ってほしい。あなたが経験豊富な自作ユーザーなら問題はなかろうが、こと初心者という立場で自作に挑戦する場合、「CPUはA店で買って、メモリはB店、マザーはC店の特価品をゲットしてHDDとOSはD店が安いからそこにしよう」などという買いかたはNGだ。

数多くのPCのパーツショップが乱立する秋葉原。とはいえ、各パーツを最安値のショップでバラバラに購入していくのは自作PC中級者になってから。初心者はひとつの店舗でパーツ一式を揃えたほうが、後々後悔しないですむ

 ショップ側のトラブル対応(いわゆるサポート)の現場でまま目にする光景のひとつにこんなパターンがある。例えば「HDDを買ったんだが不良かもしれない。交換してくれないか?」という客側の問い合わせに対して、仮にHDDの問題ではなかった場合(サポートでは正常動作を確認した場合)に非常にややこしい問題となる。この場合……

→ショップ 「お客様の環境が原因のようで、HDD自体は正常ですので交換はできません」

→お客 「しょうがない、ではマザーを購入したショップC店に行って相談してみよう」と購入店に持ち込むと「いや、マザーは問題ありません。お使いのメモリなどが原因では?」と言われる。

→お客 「なんだよ、じゃぁメモリを買ったのはB店か」と行くと「相性保証(入っていたとして)を適用して交換しますが、次回からは無理ですよ」などと言われる。

→結局のところなにが原因で不調をきたしているのか全く分からないという場合も。

 そんな事態を防ぐためにも、特に初心者は基本となるパーツ類(CPU・メモリ・マザーボード・HDD・ビデオカードなど)はなるべく1つのショップでまとめ買いしたほうがよいのである。

ショップのパーツ交換保証を利用すると、万が一のリスクを回避できるので、初心者にはぜひともオススメしたい

 CPUやメモリ、マザーボードという上記のケースの場合、HDDも同時に購入しておけば、万が一トラブルとなった場合でも購入したパーツを一式持ち込むことで、ショップ側も原因の追及がしやすく、問題となったパーツの検出も速やかに確認できるわけだ。原因がメモリと特定されれば……

 「マザーとの相性みたいですので、相性保証を使って交換しましょう。交換したモデルで、お客様の持ち込みのパーツと動作確認もしておきますので」

という具合だ。欲しいパーツを全て別々に最安値のショップで購入するのもいい。だがその分のリスクはきっちりと自分で負うつもりでいないと、自作に挑戦する資格はないと考えたほうがよい。パーツ単体で購入するのは、ある程度自作に慣れてからでも遅くはないのだから。

(次ページへ続く)

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