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Googleウェブマスターツール、順位ごとの表示回数やクリックスルー情報を閲覧可能に

2010年04月15日 12時22分更新

記事提供:SEMリサーチ

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米Googleは2010年4月14日、サイト管理者向けのツール「Googleウェブマスターツール」で提供する「上位の検索クエリ」を刷新し、詳細データを閲覧可能になったことを公式ブログで発表した。

「上位の検索クエリ」は、当該サイトが検索上位によく表示されるクエリと、クリックスルーが多いクエリの平均順位を表示するレポート。同機能がリニューアルされ、新たに検索クエリの、順位ごとのインプレッション(表示回数)とクリックスルー、さらに同クエリでヒットしたページの詳細データが閲覧可能になった。時系列の表示回数とクリックスルーは画面上部にGoogle Analytics風のチャートで確認できる。

従来までの、検索クエリトップ100までの表示制限も撤廃され、数多くのキーワードで流入があるサイトの場合は画面下のページ送り(ページネーション)でテールの検索クエリの状況も見ることができる。

Googleは毎日、インデックスを継続的に更新しているのに加えて、話題性の高いページを一時的に上位に表示したり(QDF)、パーソナライズ検索やソーシャル検索、リアルタイム検索、ユニバーサル検索など、ユーザに最適な検索結果を提供するために様々な技術が用いられているために、同一ページ・キーワードでも同日の朝・昼・夜・深夜で順位が大きく変わる場合がある。今回の新機能は、キーワードの順位ごと(1~10位とSERP2~3ページ目まで)の表示回数、クリックスルー(数、率)、ヒットしたページなど、自然検索におけるサイトのパフォーマンスを数値で確認できるため、SEOの効果検証の1つの材料として活用できそうだ。

More data and charts in Top Search Queries [Google Webmaster Central Blog]
http://googlewebmastercentral.blogspot.com/2010/04/more-data-and-charts-in-top-search.html

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これがGoogle Analytics で参照可能になると便利なんですけど コンバージョン(CVR)と紐付けると面白いですよね  インプレッションの数字の算出はよくわかりません。

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