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超解像からスピーカーまでテコ入れ!

全機種LED! 機能大幅アップの「LED REGZA」登場

2010年04月14日 16時54分更新

文● ASCII.jp編集部

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 東芝の液晶テレビ「REGZA」が好評だ。今年3月の売り上げが前年比で411%を記録し、国内はシェア約30%で2位になったという。そんな勢いに乗るREGZAの新シリーズが発表された。今回の新機種はすべてLEDバックライト(エッジライト方式)を採用している。

「55Z1」

「55Z1」

「55RE1」

「55RE1」

「22HE1」

22V型以下のRE1とHE1シリーズはブラックのほかにレッドとホワイトのカラーモデルも用意される

 発表されたのは上位機種となる「Z1」、ミドルクラス機種となる「RE1」、低価格機種となる「HE1」の3シリーズ。全機種とも外付けUSB HDDへの録画に対応するほか、Z1はNASへの録画にも対応。HE1は500GB HDDを内蔵する。

 各モデルのラインナップと発売日、予想実売価格は下記の通り。


 
機種名 画面サイズ 予想実売価格 発売日
55Z1 55V型 48万円前後 6月下旬
47Z1 47V型 38万円前後 6月下旬
42Z1 42V型 30万円前後 6月上旬
37Z1 37V型 25万円前後 6月上旬
55RE1 55V型 43万円前後 7月上旬
47RE1 47V型 33万円前後 6月下旬
42RE1 42V型 25万円前後 5月上旬
37RE1 37V型 20万円前後 5月中旬
32RE1 32V型 15万円前後 8月上旬
26RE1 26V型 11万円前後 6月上旬
22RE1 22V型 9万円前後 6月上旬
19RE1 19V型 8万円前後 6月上旬
26HE1 26V型 14万円前後 7月上旬
22HE1 22V型 12万円前後 7月上旬
19HE1 19V型 11万円前後 7月上旬

画像処理は「次世代レグザエンジン」を採用

次世代レグザエンジンを搭載する新しいREGZAの基板

次世代レグザエンジンを搭載する新しいREGZAの基板

 全機種とも新しい画像処理エンジン「次世代レグザエンジン」を搭載し、起動時間や番組表表示が高速化した。番組表で言えば、従来機(H9000)で約2.8秒だった表示時間が新機種(HE1)では1.8秒になっているという。なお、Z1に関してはデュアルコアプロセッサーを採用している。

 高画質化処理は従来14bit精度で行なわれていたが、次世代レグザエンジンでは16bit制度に拡張。さらに従来別チップで実装していた外部信号インターフェースと超解像処理を1チップ化したことで、LSI間のバス幅の制約から解放され、階調性の向上などが実現した。

 超解像技術も「レゾリューションプラス4」にバージョンアップ。CELL REGZAに採用されていた自己合同性超解像技術(画像のある部分と近似した別の部分を抽出し、重ね合わせることでより正確な画像に補正する)に対応したほか、Z1ではMPEGデコード時の情報を元に、Iフレーム、Bフレーム、Pフレームそれぞれに最適な超解像処理を行なう機能も搭載する。

バックライトモジュール。LEDは上下に埋め込まれている

バックライトモジュール。LEDは上下に埋め込まれている

 液晶パネルは、表面での光の乱反射を防ぐ「クリアLEDパネル」を新たに採用。黒が締まったより精細感のある映像を表示できる。さらにZ1と37V型以上のRE1はLEDバックライトのエリア制御を実装する。LEDは上下に埋め込まれ、水平方向にエリア分割されて明るさを調整する。

 なお、LEDバックライト機については今後ラインナップを増やしていくとしており、2012年末には蛍光管バックライト機はラインナップからなくなる方向で進んでいるという。

新しいリモコン(左)は従来のリモコン(右)からつや消しになるなど質感が変わっている

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