REGZAと同等の録画機能を古いテレビで実現
torneよりも快適!? 「レグザチューナー」の実力を試す!
2010年04月13日 12時00分更新
操作の快適さを検証!
次いで起動時間やチャンネル切り替えといったレスポンスも測定してみた。参考のため、自宅にあるtorneでも測定した。なお、HVT-BCT300はメーカー公表値を掲載する。
操作レスポンスの検証結果
これまた、それぞれに得意分野がはっきり現れた。起動時間最速はHVT-BCT300、チャンネル切り替えはD-TR1、番組表の表示はtorneという結果だ。
D-TR1に関して言えば、起動時間を含めてイライラするほど遅いということもなく、実用上ほとんど不満なく使える。強いて言えば、番組表の表示では、ボタンを押した後画面がブラックアウトするのだが、その時間が少々(約1秒ほどだが)長いと感じる程度だろうか。
そして、もうひとつの使い勝手として「HDMIリンク」での連携も試してみた。といっても、レコーダーなどと違い、電源連動が主体のものなので、他社製テレビでも問題なく動くと思われる。
試したのは、パナソニックの「TH-P42V2」と、自宅で使っているパイオニアの「KRP-500M」。結果からいうと、どちらもまったく同じ結果となった。
D-TR1と他社テレビをHDMI接続した場合の連動動作
D-TR1側での電源OFFにテレビが連動しないのは、テレビ側で放送を見るなどの使い方を考えた設計によるものだろう。実際の使い勝手としては、テレビ側の電源ON/OFFにD-TR1が連動するので、テレビとチューナーの電源をそれぞれ入れるという不便さは解消できる。入力の自動切り替えも便利だ。
基本的にはプレーヤーなどを接続した場合と同様の挙動と言えるだろう。リンクメニューでの操作は、テレビ側の操作も放送の視聴が主体なので、そもそもなくても問題ない。十分現役の薄型テレビユーザーで、D-TR1の録画機能に注目している人にとっては、ありがたい機能と言えるだろう。
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