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省スペースと価格が魅力

電源プラグ型Linuxサーバー「SheevaPlug+」が販売開始

2010年04月13日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 4月13日、ウィンゲートは、2月よりモニター販売していた電源プラグ型Linuxサーバー「SheevaPlug+(プラス)」を、同社ダイレクトショップにて9日より販売を開始したと発表した。モニター販売では簡単なアンケートに答える必要があったが、ダイレクト販売では不要となっている。

電源プラグ型Linuxサーバー「SheevaPlug+(プラス)」を、同社ダイレクトショップにて9日より販売を開始したと発表

 「SheevaPlug+(プラス)」は、グローバルスケールテクノロジーが各種アプライアンス製品の研究開発用キットとして開発した電源プラグ型の小型Linuxサーバー「SheevaPlug」をベースに、Linuxカーネル等のチューニングやデバイスのサポートなどを追加した製品。

 おもな仕様は下記のとおり。

  SheevaPlug+(プラス) SheevaPlug
ハードウェア仕様 CPU:Kirkwood SoC「88F6281」(1.2GHz)
メモリ:DDR2 512MB
フラッシュメモリ:512MB
インターフェイス LAN(RJ45/1000BASE-T)
USB2.0/1.1(TYPE A)
USB1.1(TYPE miniB)
SDスロット、eSATA
ソフトウェア Kernel 2.6.33
Ubuntu 9.04
u-Boot 3.4.23
File Holder
(上記は本体にインストール済み)
WiFi Device Support Program
Network Storage Support Program
(上記は付属のCD-ROMに含む)
Kernel 2.6.30
Ubuntu 9.04
(上記は本体にインストール済み)
消費電力 最大約11W
サイズ 幅96.5×奥行き110×高さ48.5mm
追加機能 Wi-Fi対応(Wi-Fiデバイスは含まず)
NAS機能対応(HDDは含まず)
SD/SDHCカードの自動認識
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 特にハードウェアやインターフェイスの仕様に変更はないものの、本体のフラッシュメモリに安定版KernelとUbuntu 9.04及びSD/SDHCカードを認識するu-Boot Programをプリインストールしてあり、CD-ROMからの簡単な設定で使用できるのが特徴。また、Wi-Fiアダプターに対応し、無線LAN環境を設定Menuから簡単に構築できる。価格は1万6800円。なお、先に登場している「SheevaPlug」を「SheevaPlug+(プラス)」相当にバージョンアップできるCD-ROM「SheevaPlug Workig Kit」(Ubuntu 9.04のインストールは含まず)も6300円で販売中だ。

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