約260万人の大阪市民に愛されて54年。大阪の下町“新世界”のシンボルタワー“通天閣”がトランスフォームし「通天閣ロボ」となって、秋葉原の街にやってきた。
通天閣ロボは、“大阪を元気に!!”をテーマに、通天閣を運営する通天閣観光(株)と、大阪の電気街より日本橋でんでんタウン・ロボット連絡会、そして企画立案を担当したグラフィックパワー(株)の3社がタッグを組んで作られた。全長170cm(通天閣の1/60スケール)、重量30kg、設定年齢54歳(2010年2月10日完成)、総工費1000万円、全身に30個のモーターが組み込まれた、無線方式のコントローラーを使って操縦する2足歩行ロボットとなっている。
上京の目的は、観光?
大阪の観光大使を目指しているという通天閣ロボ。今回、秋葉原にやってきたのは、大阪の街を自主的にアピールするためかと思いきや、大阪と通天閣ロボのPRのために東京タワーを訪問した後に空き時間ができたためとのこと。秋葉原では、AKIHABARAゲーマーズ本店の店頭で、秋葉原の案内を行なっている“秋葉原案内所”のメイドさんの手引きで秋葉原の名所観光を楽しんだ。
秋葉原の地に降り立った通天閣ロボ。まずは駅前のラジオ会館のコトブキヤラジオ会館店を訪問。続いて、屋台村で秋葉原を代表するファーストフードとなったドネルケバブに舌鼓を打ち、中央通りを横断した。
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