ASUSTeKからチップセットに「Intel 3450」を搭載するLGA 1156対応のワークステーション向けマザーボード「P7F7-E WS Supercomputer」が発売となった。
「Xeon 3400」シリーズに正式対応となる同マザーボードだが、同じくLGA 1156ソケットを採用する「Core i7/Core i5」もサポート。チップセットには「Intel 3450」に加え、PCI Express 2.0ブリッジ「nForce 200」も追加されたことで、NVIDIA 3Way/2Way SLIやATI CROSSFIRE-Xにも対応するなど、ハイエンドゲーマー向けのマザーとしても十分利用可能だ。
主なスペックは拡張スロットがPCI Express 2.0 x16×4(動作モードはx16+x0+x16+x0もしくはx8+x8+x8+x8)、PCI Express x1×3、メモリスロットがDDR3 DIMM×6(DDR3-2000(O.C.)/1333/1066/800、最大16GB、6枚差しの場合は全て片面、Clarkdaleコアの場合は4枚差しまで)という構成。
オンボードインターフェイスにデュアルギガビットイーサネット(Realtek/81112L)や10chサウンド(VIA/VT2020)、Serial ATA II×6、Serial ATA III×2、IEEE1394a×1、IEEE1394b×2、USB3.0×2などを備えるほか、I/O部には「Clarkdale」コア搭載CPU使用時に利用可能なDVI-Iが用意されている。販売しているのはアークで価格は4万980円。LGA 1156対応マザーでハイスペックなPCを組みたいと考えているユーザーは、「H57」だけでなくこの手のマザーも候補のひとつに加えてみてはいかがだろうか。