4月8日、アルプスシステムインテグレーション(ALSI)は、新たにWindows 7に対応したSaaS型Webフィルタリングソフトの最新版「InterSafe CATS(インターセーフ キャッツ) v2.1」を発表した。
InterSafe CATSは、Webフィルタリングソフト「InterSafe WebFilter」のサーバー機能を、同社が管理するインターネット上の「フィルタリングコントローラ」で提供する製品。InterSafe WebFilterのフィルタリングが社内のPCを対象とするのに対し、InterSafe CATSは社外に持ち出したPCに対してもフィルタリングを提供する。
SaaS型のため自前でサーバーを構築する必要がなく、インターネット上の管理サーバーにWebブラウザでログインすることで設定や管理が行なえるため、初期コストや運用管理の手間が削減できる。そのため、小規模な事業所や在宅勤務、出向先などでの利用にも適している。
また、基本機能は業務に不要なサイト/危険なサイトなど管理者が設定したジャンルのWebサイトへのアクセス禁止だが、ファイル共有ソフトやメッセンジャーなど指定したソフトウェアの通信規制も行なえる。
Webフィルタリングに利用するURLデータベースはグループ会社のネットスターが作成しており、登録件数は2億5363万1840ページに達している(2010年4月現在)。専任の監視者が目視で確認し、毎日更新しているため、精度の高いWebフィルタリングが可能だという。
価格はユーザー数(クライアントPCの台数)により異なり、5~49人規模ではユーザー単価は年間6000円。700~999人規模では2400円/年。1000人以上の場合は応相談。発売は5月20日より開始する。