「できない」を「できる」に変えよう!
Macをもっとパワーアップする周辺機器&ソフト16選
2010年04月06日 12時00分更新
4.無線LANにつなぎたい
アップルは、初代iBook(1999年)でIEEE 802.11bをいち早く採用するなど、無線LAN対応には熱心なメーカーだ。現在販売されているMacも、デスクトップのMac Proを除いてIEEE 802.11a/b/g/nをサポートしている。
もちろん他社製の無線LANルーターや公衆無線LANに接続することもできるが、自宅でしかもMacと一緒に使うなら無線LANルーターをアップル純正で揃えるのも手だろう。
現在のラインアップは、無線LANに加えて有線LANにも対応した「AirMac Extreme」、iTunesの音楽を無線で飛ばすAirTunesが便利な「AirMac Express」、HDDを内蔵してネットワークストレージ(NAS)として使える「Time Capsule」という3種類だ。
無線LANルーターというと無骨なデザインのものも少なくないが、アップル製の無線LANアクセスポイントは白を基調としたスタイリッシュなデザインで統一している。
いずれも2.4/5GHz帯の双方をサポートしており、USBポートにプリンターをつないで無線経由でプリントアウトしたり、複数のAirMacベースステーションをつないでネットワーク拡張できるなど、かなり多機能なルーターだ。MacだけでなくWindows PCやゲーム機も接続可能だが、いわゆる簡単設定の機能は備えていないため、手動でつなぐことになる。
5.モバイルで通信したい
ノート型Macを買って出先でインターネットにつなぎたいときはモバイル通信端末を接続しよう。MacでもNTTドコモやイー・モバイル、ソフトバンク、ウィルコムなどから出ている一般的なUSBコミュニケーションデバイスに対応している。
といっても最近のMacはPCカードスロットを備えていないので、ほとんどの場合はUSB端末か無線LANでつなぐモバイルルーターを使うことになる。17インチMacBook Proや旧15インチMacBook Proでは、ExpressCardタイプの通信端末も利用可能だ。
6.リモコンで操作したい
Macには写真/音楽/ビデオを見るための「FrontRow」というソフトが用意されている。アップル純正の赤外線リモコン「Apple Remote」を使えば、このソフトやiTunes、プレゼンテーションソフト「Keynote」などを離れた場所から操作できるようになる。
iPhone/iPod touchのユーザーなら、同じ無線LAN圏内にあるパソコンのiTunesを操れるアップル製アプリ「Remote」に注目(iTunes Storeで見る)。MacBookなどは赤外線の受光部がないが、そうした本体でも「据え置きのジュークボックス」としてiPhone/iPod touchから操作できる。
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