とくに写真の保管に関するサービスが充実した「quanp」がパワーアップ。オンラインでの写真アルバム作成の発注。そして「タグ」付け機能搭載でファイルが分類しやすくなった。
(株)リコーは30日、ファイル保管・共有サービス「quanp」(関連記事)のオンラインプリントサービス「quanp photo print」に、「フォトフィーユ」と「ストーリーフォト」という新たな印刷形態を提供すると発表した。もちろんquanp photo printは、quanpの無料ユーザーでも利用できる。
フォトフィーユは、写真やタイトル、説明文を付けたうえで発注できる両面印刷のアルバム。1ページにつき、写真1枚と最大1100文字までの文章をつづることのできる日記風のアルバムに仕上がる。
仕上がりサイズは、幅210×奥行き210mmの正方形。ページ数は16~160ページまで選べる。16ページでの価格は2430円。ページ数を増やす際は4Pずつとなり、300~350円ずつの値上がりとなる。なお、使用できる画像はJPEG形式のみとなる。
ストーリーフォトは、写真を日付順やファイル名順に並べて一枚にプリントできるという商品。並べる順番を指定するだけで自動でレイアウトして作品集を作成するので、子供の成長記録や旅行などの写真整理に適している。レイアウトは計9パターン。
プリントサイズは、幅127×奥行き128mmの2Lサイズ。そして、幅210×奥行き297mmのA4サイズの2種類から選択できる。2Lサイズの料金は190円。A4サイズの料金は320円となる。こちらも、使用できる画像はJPEG形式のみ。
なお、新たにquanpのファイルサーバー上に保存した写真だけでなく、自身のパソコンに保存している写真のプリントの注文ができるようになった。また、プリント注文と同時に写真をアップロードすることもできる。
同時に、ブラウザー上でファイル保管や共有サービスの操作が行える「quanp.net」バージョンアップし、写真に「タグ」が付けられるようになった。また、類似画像検索「ビジュアルサーチ アルファ」のテストも開始。これは、quanpに保管されたデータの中から、指定した画像の色や形などを判別して、それとにた画像を探せる機能。ただし、今回のテストは事前に募集したユーザーのみ利用できる。
quanp photo print含め、上記で紹介したサービスはすでに利用できるようになっている。