まなめの「週刊Twitterなう！」 第37回

「Twitterのフォロー欄でぷよぷよ」が注目集める

「打ってくれ！」Twitterから野球選手に声が届く時代に（26日）

　26日、野球ファンの「声援」が、ついにドームの大型ビジョンに表示されるようになった。

　21日にファンから「バックスクリーンにTwitterのメッセージを流す仕組みを導入されては？」という要望にすぐに「検討します」と答えた福岡ソフトバンクホークスの孫正義オーナー（@masason）は、たった5日間で「できました。ホーム開幕に間に合います」と実現させた。ネットで観客と野球場をつなぐのは世界初の試みという。

　特設サイト「つぶやきタカ！ボード」では選手やスタッフのつぶやきに加え、ハッシュタグ「#sbh2010」を使用したファンのツイートも表示。ここでのツイートが試合前やイニング間に、福岡ヤフージャパンドームの大型ビジョンに投影されるようになった。

つぶやきタカ！ボード

　ユーザーからは「このスピード感はすごい」「こういうのをさくっと作ってしまうところは素直にすごいと思う」「すごい!!　Twitter知らない人は何だと思うだろう」「見てみたいがTV放送がない。Ustreamは？」「巨人もぜひ対応してほしい」といった声が上がっていた。

　開幕戦では1回裏と5回表、バックスクリーンにツイートが表示されたが、「記念撮影しているスキに大量得点され惨敗。反省」と孫オーナー。Twitterからの声援がもっともっと必要なようだ。

まなめ

1996年開設の老舗ニュースサイト「まなめはうす」、Twitterまとめブログ「さまざまなめりっと」管理人。本業はシステムエンジニアでもある。その経験を活かし、「笑ってダマされタメになる！きたみとまなめのIT用語集」（ITpro）も連載中。