増え続けるフリーメールアドレス。オフィス外での急なメールチェックの要求。という、現代人のネット苦悩を解消するサービスが登場。
（株）NTTドコモは29日、パソコンと携帯電話からメールの送受信ができる無料のwebメールサービス「ドコモwebメール powered by goo」（以下、ドコモwebメール）を発表した。これはNTTレゾナント（株）が提供する「gooメール」のシステムを応用したサービスだ。
iモード契約者であれば、「●●＠dwmail.jp」という専用のメールアドレスがひとつ取得でき、これを利用してパソコンと携帯電話の両ブラウザーから、そして携帯電話の専用iアプリからでもメールの送受信と閲覧が可能になるというもの。
PC用ブラウザーでの使用画面
専用iアプリでの使用画面
iモードブラウザーからもアクセスできる
ポイントは、フリーメールアドレスや使用しているプロバイダーのメールを、ドコモwebメールに転送することで一括管理ができ、しかも携帯電話からメールの送受信と閲覧が可能になる点。
ドコモwebメールの保存容量は2GBあるため、携帯電話に残っていないメールを探したり、メールの相手やメールマガジンなどを各フォルダーに自動振り分けしてくれる機能もある。もちろん、迷惑メールフィルターやウィルスフィルターなどのセキュリティ機能も備える。おもな仕様の一覧は下の表の通りだ。
ドコモwebメールの仕様一覧。なお、「やりとり履歴」とは相手ごとに送受信メールを一覧表示できる機能。「メルマガ整理」とは、選択したメールを1回の操作でフォルダに振り分けられる機能のこと
なお、本サービスは無料だが、別途パケット通信料がかかる。また、携帯電話で専用のiアプリを使用するにはFOMA903i以降のメガアプリに対応したもの、iモードブラウザーで使用するにはFOMA900i以降の端末が必要になる。
一方、PCではOSはWindows XP以上もしくは、Max OS X 10.0以上。ブラウザーはInternet Explorer6.0以上かFirefox3.5以上となる。
ドコモwebメールのサービスは4月14日より提供開始される。
