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LogMeInでHYBRID W-ZERO3からオフィスや自宅へリモートアクセス

2010年03月29日 06時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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リモートアクセス環境を手軽に構築できるサービスとして、高い人気を誇っているのが「LogMeIn」だ。Windows Mobileにも対応しており、HYBRID W-ZERO3を使ってオフィスや自宅のPCを操作することもできる。

手軽にリモートアクセスを実現できるLogMeIn

 必要なデータを持ってきていないことに外出先で気づき、青くなった経験はないだろうか。また、取引先との打ち合わせの最中にオフィスのPCに保存しているデータが急に必要になるといったケースは少なくない。こうしたときにリモートアクセスが使えれば、出先からオフィスのPCを操作してデータを参照したり、あるいはデータを自分宛にメールで送信したりすることができて便利だ。

LogMeInの公式サイト。国内ではBIGLOBEがサービスを展開している

 リモートアクセス環境を実現する方法はいくつかあるが、その中でも使い勝手のよさから多くのユーザーが利用しているサービスが「LogMeIn」だ。インターネット経由でオフィスや自宅のPCを操作する環境を実現しようとすると、ブロードバンドルータやファイアウォールの設定を変更する必要があるなど敷居が高い。しかしLogMeInであれば、操作したいPCにあらかじめ専用のソフトウェアをインストールしておけば、あとはWebブラウザを使ってLogMeInのサービスにアクセスするだけで使える。この手軽さが大きな魅力だ。

 さらに嬉しいのは、操作する側のクライアントとしてWindows Mobile端末を利用できること。もちろんHYBRID W-ZERO3もクライアントとして使うことが可能で、場所を問わずにオフィスや自宅PCを操作できる。

 なお、LogMeInは995円/月、あるいは5700円/月の有償版である「LogMeIn Pro2」と、無償の「LogMeIn Free」の2つのサービスに分けられる。両者の違いは利用できる機能で、有償版では接続先のPC内のファイルを直接コピーしたり、あるいはリモートコントロールしているアプリケーションから、手元のプリンタに印刷するといった機能が利用することが可能になっている。ただ、基本のリモートコントロールは無償版でも使えるので、まずはこちらで試してみよう。


HYBRID W-ZERO3からでも上々のレスポンスで操作可能

 LogMeInを利用するには、まずアカウントを作成する必要がある。公式サイトにアクセスし、アカウントを作成しよう。登録したメールアドレスに確認メールが送られてくるので、その中に記載されたURLをWebブラウザで開く。その後、専用ソフトを外部から操作したいPCにインストールすればよい。

LogMeInのユーザー登録画面。この後、入力したメールアドレス宛に確認メールが届くので、そこに記載されたURLを開けば完了だLogMeInのユーザー登録画面。この後、入力したメールアドレス宛に確認メールが届くので、そこに記載されたURLを開けば完了だ

 LogMeInはWebブラウザを使ってリモートコントロールできるのが特徴だが、ActiveXを利用するため、HYBRID W-ZERO3では付属のInternet Explorerを使うことになる。ただ、デフォルトのInternetExplorerでは利用できず、ちょっとした“おまじない”が必要だ。

 といっても難しいものではない。「IE Toggle1.2.cab」というソフトウェアをHYBRID W-ZERO3にインストールし、ちょっとした設定を行えばよい。IE Toggleは、PPC GeeksというWebサイトのフォーラム内にアップロードされている。このページの中ほどに「IE Toggle 1.2.cab」というファイル名で最新版がアップロードされているので、ダウンロードしてインストールしよう。

ダウンロードしたIE Toggleをインストールすると、「Program Files」の「IE Toggle」フォルダ内にこれらのファイルが展開されるMortScriptを起動して関連付けを行った後、IE Toggleを開くとこの画面が表示される。LogMeInを利用するには、ここで「PIE」を選択する
PIEとして起動したInternet ExplorerでLogMeInにアクセスする。メールアドレスとパスワードを入力してログインしよう

 インストールすると「Program Files」フォルダの中に「IE Toggle」というフォルダが作成される。IE ToggleはMortScriptと呼ばれるスクリプト言語で記述されており、利用するには事前にスクリプトの実行エンジンとスクリプトファイルを関連付けする必要がある。そのため、まずエクスプローラでフォルダ内の「Mortscript」を実行する。これで関連付けが行われるので、続けて「IE Toggle」ファイルを開き、「PIE」を選択すれば完了だ。

 ここでPIEを選ぶことにより、HYBRID W-ZERO3にインストールされているInternet Explorerが、以前のPocket Internet Explorer風のインターフェイスに切り替わる。さらにデフォルトのInternet Explorerでは利用できない、LogMeInによるリモートアクセスが可能になるのだ。

 IE ToggleでPIEを選択すると、Internet Explorerが立ち上がるので、URLとして「http://www.logmein.com/」と入力すると、モバイル用のログイン画面が表示される。あとはログインして使いたいPCを選び、操作するPCのWindowsのアカウント情報(ユーザー名/パスワード)を入力すれば完了だ。

 なおLogMeInはリモートコントロールにActiveXを利用しており、初回起動時はダウンロードとインストールが求められる。

リモートコントロールを行うためには、専用のActiveXをインストールする必要があるLogMeInを使ってPCを操作しているところ。画面の上下左右の縁をタップするとスクロールする

 実際にHYBRID W-ZERO3で操作してみたところ、3G回線であれば意外なほどレスポンスもよく、それなりのスピードで操作できる。外出先でオフィスや自宅のPCを操作できればと考えたことがあるなら、ぜひ1度試してみてほしい。

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