消費電力や発熱は増加
消費電力
今度は、ワットチェッカーを使って、システム全体の消費電力を計測してみた。OS起動後10分放置した状態を「アイドル時」、ラストレムナントベンチマーク実行中を「高負荷時」とし、アイドル時の消費電力と高負荷時のピークの消費電力を計測した。
結果はグラフ14に示したとおりで、アイドル時の消費電力は、GeForce GTX 480のほうがGeForce GTX 285よりも12W大きく、高負荷時の消費電力はGeForce GTX 480のほうが73Wも大きい。やはりトランジスタが倍増しているため、消費電力が増えるのは致し方ないといえるだろう。なお、GeForce GTX 480を利用する場合は600W以上の電源ユニットを使うことが推奨されている。
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| 【グラフ14】消費電力(単位:W)←better |
GPU温度
最後にGPU情報表示ツールの「GPU-Z」を利用して、GPU温度を計測してみた。アイドル時と高負荷時の条件は、消費電力計測時と同じである。結果はグラフ15に示したとおりだ。アイドル時のGPU温度は、GeForce GTX 480とGeForce GTX 285でほとんど違いはないが、高負荷時のGPU温度は、GeForce GTX 480のほうが7℃高くなっている。消費電力が増えたので、発熱も増え、GPU温度も高くなっているのだろう。
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| 【グラフ15】GPU温度(単位:℃) ←better |
NVIDIA史上最強GPUの名に恥じない性能を実現
GeForce GTX 480は、DirectX 11対応ではAMDに先行されたNVIDIAが威信をかけて開発したGPUであり、史上最強GPUの名に恥じない、高性能を実現している。今回は、機材の都合もあり、AMDのシングルGPU製品の最高峰であるRadeon HD 5870との直接対決はできなかったが、GeForce GTX 275との性能差から考えると、ほとんどのテストでGeForce GTX 480がRadeon HD 5870のスコアを上回る可能性が高い。これまでAMDしかDirectX 11対応GPUを発売していなかっため、DirectX 11対応ゲームソフトがあまり登場してこなかったが、NVIDIAからもDirectX 11対応GPUが登場したことで、DirectX 11対応ゲームソフトの開発に拍車がかかることが予想される。
今年は、DirectX 11対応ゲームソフトが次々登場する予定になっており、DirectX 11対応GPUの真価を発揮できる環境が整ってくる。現状のゲームソフトを遊ぶのなら、GeForce GTX 285で不満を感じることはほとんどないが、それ以前の世代のGPUを使っていたり、GeForce GTS 250などのミドルレンジからのステップアップを狙っているのなら、思い切ってGeForce GTX 480を購入することをお勧めしたい。今、GeForce GTX 480を買っておけば、今後登場するDirectX 11対応ゲームも最高のクオリティで快適にプレイできるだろう。
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| DirectX 11対応ゲームソフトが増えれば、ますます真価を発揮するに違いない。ミドルレンジからのステップアップを狙っているのなら、思い切ってGeForce GTX 480を購入することをお勧めしたい |
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