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アニメファンならぜひ行きたい!聖地巡礼ツアー ― 第5回

ありがとう、鷲宮! ありがとう、らき☆すた!

愛と涙と笑い、そして萌えと共に! 鷲宮町卒業式に参加!

2010年03月25日 21時00分更新

文● 小野坂怜

鷲宮町がどれだけ僕らを受け入れてくれたか

 近年、ドラマや実写映画のファンによるロケ地訪問、いわゆる「聖地巡礼」がコアなアニメファンの中で流行っている。そういった流れを受けて、昨今のアニメでは背景に実在の風景を使用することが増え、もはやアニメの数だけ巡礼スポットが存在していると言っても過言ではない。そんな中、アニメファンを受け入れ、自治体がイベントを企画して、地元の方々とファンが一体となって盛り上がっている場所がいくつかある。「おねがい☆ティーチャー」の木崎湖や「True Tears」の城端と並んで、訪れる人が多いのが「らき☆すた」の鷲宮町である。

 本サイトの読者であれば、「萌フェス」(関連記事) や「鷲宮神社年越しカウントダウン」(関連記事) を開催したあの場所と記せば、一発で理解していただけるかと思う。

 さて、そんな鷲宮町が3月23日をもって、栗橋町や菖蒲町、久喜市と合併することになった。しかも、合併後の市名が新「久喜市」と決定されたため、地図上から鷲宮町は消えてしまうのだ。55年も続いてきた鷲宮町の伝統に幕を下ろさなければならないという大変残念な決定だったが、町民の方々は鷲宮町に愛情と誇りを持って別れを告げた。また、同様の愛情を注いだファンたちにも別れを告げる場所を提供しようと、3月22日、合併前日となるこの日に「鷲宮町卒業式」なるイベントを企画したのだ!

 この涙なしでは語れない卒業式を、不肖駆け出しライターの小野坂が突撃してきました!

鷲宮記念コインをゲットせよ!

 鷲宮町卒業式は、朝10時からさまざまなイベントが企画されており、式そのものは14時15分からとなっていた。しかし、熱気醒め止まぬ「らき☆すた」ファンは、そんな生っちょろい時間に集まることをよしとせず、始発は当たり前といった猛者ばかりだった。

鷲宮駅を降りて会場までの道。写っている人の全員が会場へ向かうらき☆すたファン。会場に集まった人数を考えると、これでも少ない方だと言える

 朝10時を迎えると、特設ステージに鷲宮町商工会会長、斉藤勝氏が登場。開会宣言をしたのち、コイン配布の時間を予定の11時から10時10分に繰り上げる発表があった。引換条件となる雑誌「コンプティーク」を片手に持つファンから大歓声が上がり、その余韻が冷めないままコイン配布がスタート。まずは、引換をした証となるスタンプを押すと、係の人からコインを手渡しでもらう。多くの人が複数のコンプティークを用意しており、観賞用と保存用と手に入れていた。筆者個人としても、その気持ちは痛いほどわかる!

イベントスタートを宣言する斉藤会長。いささか緊張した声色だった
特製スタンプを押すファン。色褪せないよう強く押す人もいれば、裏面や閉じたときに染みないよう軽く押す人もいたりと、さまざまな押し方をしていたこの列、すべてがコイン配布を待つ人々。コミケを彷彿とさせる行列だ
これが配布された卒業記念品「らき☆すた 記念コイン」だ。表(左)には手をつないだかがみとつかさの柊姉妹、裏(右)には鷲宮庁舎と日付が刻印されている

(次ページへ続く)

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