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妥協しない高品質電源選び ― 第1回

妥協しない高品質電源選び【ENERMAX編】

2010年04月05日 18時00分更新

文● 宇野 貴教

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初心に戻ってチョイお勉強 電源メーカーの基礎知識

 3月も終わりを迎えんとする今日この頃。巷では新年度/新学期を迎えんとするフレッシュマンの応援セールが花盛りだ。そこでASCII.jpでも、この春から心機一転してPC自作を始めよう、あるいは久しぶりに新PCを組んでみるかという読者の皆さんに向けた応援企画をスタートする。テーマは「自作er初心者もベテランも初心に戻ってチョイお勉強! 電源メーカーの基礎知識」である。

店頭に並ぶハイエンド電源はもはや“ハズレなし”の状況。では何を選択肢にすればいいのか?

 電源ユニットはPC自作に必須だが、限られた所持金をやり繰りする自作においてはひと昔前まで軽視されがちだった。しかし、PCの高性能化に伴う大電力消費傾向によって、容量や安定性、静音、ケース内のエアフローに直結するケーブルの取り回しやすさ、そして80PLUSに代表される省電力・高効率化など多くのチェックポイントが矢継ぎ早に発生した結果、最近の電源ユニット、特に著名メーカーのハイエンド製品はすべてにおいて高水準を保っている。

 ところが、ハイエンド製品ではよほどのことでもない限りハズレを引くことはない状況が訪れたことで、逆に何を買えばいいのかかえって決めづらくなった自作erも少なくないのではないだろうか。ましてや初心者では迷って当然だ。要するに、もはや高品質な電源選びは、「製品(メーカー)のコンセプトに賛同するか否か」「対費用効果を越えて自分を納得させてくれるか」といった、高級車の購入などと同様の状態に近づきつつあるといっても言い過ぎではないだろう。

 そこで今回は、各電源メーカーに一問一答形式のインタビューを敢行し、それぞれのコンセプトや得意分野を再チェックする試みを行なった。各メーカーの電源に対する姿勢や取り組み、今後の展開など、自作erにとっては気になる話題が盛りだくさんな内容となっている。また最後に、各社の主な製品紹介およびコンセプトを集約しているであろうハイエンド製品のレビューを併載した。近々PCを組む際の参考にして欲しい。この企画が単純な性能比較が意味を成さなくなった昨今の電源選びの一助になれば幸いだ。


省エネと高品質の両立を達成「ENERMAX」

 ENERMAXは台湾に本社を置く周辺機器メーカーだ。取り扱う製品は電源ユニット、ケース、キーボード、ファンなどで、この中でも特に力を入れているのが電源ユニットである。自作ユーザーにも電源ユニットメーカーとして広く認知されており、この分野においては老舗の部類に入るだろう。そんな同社がどのような姿勢で電源を制作しているのか、社長に尋ねてみた。次ページでは、同社の回答を掲載しよう。

ENERMAXは台湾に本社を置く老舗周辺機器メーカー。写真は「CeBIT 2010」での出展ブース(ENERMAX本社サイトより)

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