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ASUSTeK「M4N98TD EVO」

ASUSTeK、x16+x16のSLIも可能なSocket AM3対応マザー

2010年03月13日 22時00分更新

文● 増田

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 「nForce 980a SLI」を搭載するマザーボード「M4N98TD EVO」がASUSTeKから発売となった。同チップセット搭載の製品としては初のSocket AM3対応モデルとなる。

「nForce 980a SLI」搭載の製品としては初のSocket AM3対応モデル「M4N98TD EVO」がASUSTeKから発売

 nForce系チップセット自体がなんとなく久々の登場なので改めて確認しておくと、「nForce 980a SLI」は、同じくGPU内蔵型のNVIDIA製チップセット「nForce 780a SLI」のSocket AM3/DDR3メモリ対応版ともいえるチップセットとなる。代表的なマザーボードとしては、やはりASUSTeKから昨年4月に発売された「M4N82 Deluxe」があるが、対応ソケットはSocket AM2、メモリもDDR2対応となる旧世代の仕様に留まっていた。
 今回登場した「M4N98TD EVO」の大きな特徴としては、Socket AM3とDDR3メモリへの対応。また、nForce系チップセットを採用したことで、AMD系CPUを搭載しながらのx16+x16構成でのNVIDIA SLIが構築可能となっている点などが挙げられる。

nForce系チップセットを採用したことで、AMD系CPUを搭載しながらのx16+x16構成でのNVIDIA SLIが構築可能に。オンボードVGA機能はサポートされていないので必ずVGAカードを用意する必要がある

 主なスペックは、拡張スロットがPCI Express(2.0)x16×2、PCI Express x1×2、PCI×2、メモリスロットがDDR3 DIMM×4(DDR3-2000(OC)/1333/1066、最大16GBまで)という構成。オンボードインターフェイスには、ギガビットイーサネット(Broadcom/B5071)やIEEE1394、8chサウンド(VIA/VT1708S)、Serial ATA II×5(RAID 0/1/5/0+1対応)、eSATA×1、ATA133×1などを搭載。
 またASUSTek独自機能である豊富なオーバークロック機能や、EPUをはじめとした省電力・静音・低温化の各種機能も従来通りサポート。加えてPhenom II/Athlon IIの無効化されたコアのロック解除が可能な「Core Unlocker」機能も搭載している。価格は1万3980円。アーク(完売)やソフマップリユース総合館、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、ドスパラ秋葉原本店、TWOTOP秋葉原本店、T-ZONE.PC DIY SHOPなどで販売中だ。

最近の流行りである無効化されたコアのロック解除が可能な「Core Unlocker」機能も搭載する

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