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エコポイント狙いのお得なテレビ購入術 第3回

エコポイントでBDレコをゲット!? ソニー&東芝編

2010年03月11日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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テレビ録画はかなり有利!
東芝のシミュレーション

 47Z8000は実売価格は18万円前後と想定する。ポイント数は、エコポイント3万6000点、ショップポイント1万8000点、ブラウン管テレビリサイクル3000点の合計で、5万7000点となる。テレビ自体の価格が安価になるため、ポイントもやや少なくなっている。

 一方、BDプレーヤーを内蔵した26R1BDPはというと、実売価格を10万8000円前後と想定。26V型のエコポイントは1万2000点、ショップポイントが1万800点。ブラウン管テレビのリサイクルで3000点となり、合計は2万5800点となる。つまり、ポイントはかなり少ない。

 なお、ホームシアター機器に関して、東芝自体はリリースしていないので今回は省略する。ヤマハなどのモデルが東芝の「レグザリンク」に対応し、東芝で動作確認済みの機器として紹介されているが、基本的にヤマハやデノン、オンキヨーといった音響専門メーカーは各社のHDMIリンク機能にも対応しているので、このあたりは次回で詳しく紹介したい。


(1)レコーダーの選択

BDレコーダー「VARDIA D-B305K」。ポイントだけでは入手できない

BDレコーダー「VARDIA D-B305K」。ポイントだけでは入手できない

 東芝もDVDレコーダーに加えて、BDレコーダーも選択できる。ただし、BDレコーダーは初心者向けのシンプルな機能のモデルなので、これまでの「RD」シリーズの多機能性は期待できない。

 MPEG-4 AVCによる最長5.5倍の長時間録画やダブル録画などには対応しているものの、ネットワーク機能や「アクトビラビデオ・フル」対応といった機能は省略されている。

 同社BDレコーダーの最普及価格モデルは「D-B305K」(320GB HDD、ダブルチューナー、実売10万円前後)で、47Z8000のポイントを使う場合の追加出費は5万円ちょっとになる。ただし、テレビ自体の価格が安いため、5万円を上乗せしても、テレビを含めた総出費は他のメーカーで想定したものを下回っている。

DVDレコーダー「RD-E1005K」(左)と「RD-S304K」(右)

 ポイント内に収めるならば、選択肢はDVDレコーダーとなる。この場合は、1TB HDD内蔵の「RD-E1005K」(実売価格6万円前後)がたっぷり録画もできて使いやすい。「スカパー! HD」の録画や外付けUSB HDDの増設など、機能性にこだわるならば「RD-S304K」(実売価格4万9000円前後)もオススメ。余ったポイントで1TBほどの外付けUSB HDDもまとめて手に入れられるので、内蔵HDD容量の心配は無用だ。

 また、REGZAはZシリーズなど、外部HDDへの録画に対応したモデルならば、レコーダーではなく、HDDを増設するだけでもいい。USB HDDの場合、2TBの大容量でも価格はおよそ3万円、1.5TBでも1万5000円~2万円とレコーダーに比べればかなり安価で大容量の録画ができる。BDへの記録が不要ならば、実にリーズナブルな選択肢だ。

 2万5800円分のポイントとなる26R1BDPでは、さすがにレコーダーは無理。しかし、26R1BDPはUSB HDDを増設すればテレビ録画も可能。USB HDDなら1.5TBクラスの大容量HDDを追加できる。これで、不要な出費もなく、BDやDVDの再生ができ、テレビ録画も可能となる。およそ11万円のテレビと考えると、かなりのお買い得と言えるのではないだろうか。


(3)小型テレビの選択

「22A8000」。カラーバリエーションは3種類

 47Z8000のポイントで小型テレビを手に入れる場合は、ホワイト/ブラック/ピンクの3色が選べる22V型の「22A8000」(実売価格4万5000円前後)がオススメとなる。26V型の「26A9000」となると、実売価格が6万5000円前後となり+1万円ほどの追加出費が必要になる。

 26R1BDPの場合、小型モデルの追加はポータブルテレビなどを除けば、ポイント内で手に入れるのは無理。26R1BDPをもう1台購入すれば、合計ポイントで「22A8000」を手に入れることは可能だ。


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