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バスケットボールの重さまで感じる「NBA HOT SHOT」

2010年03月08日 21時00分更新

文● 倉西誠一

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NBA Hotshot

 NBA Hotshot 1.0

 作者:Freeverse
 価格:115円


 「フリックしてぽい!」なゲームは、おおむね説明不要なものなのですが、この「NBA HOT SHOT」もそうです(iTunes Storeで見る)。 ありますよね? これ、いまだに。ショッピングセンターのゲームコーナーなんかにあるヤツです。バスケットボールのシュートを決めるゲームです。

モードは2つ用意あります。「CLASSIC」は40秒間で何本シュートできるかというもの、「THREE STRIKES」は3本ハズすまでに何本シュートできるかというものですが、画面はまぁ、ほぼ同じですね(笑)

 ゲーム性としては、ポイントは2つあります。1つは光るボール。光っているボールでシュートを決めるとポイントは倍です。積極的に狙っていきたいところです。挙動がほかのボールと異なるということはありませんから。

光るボールはポイント倍増のチャンス

 もう1つは、一定時間が経過するとゴールが遠のくということ。多少長めにというか、感覚的には強めにフリックする必要があります。個人的にはですが、こうなってからの方が楽しくなりました。

時間が経つとゴールが遠のいていきます

プレイ内容によってアイテムをゲットできたりしますが、これはなにか意味があるんだろうか……。たぶんコレクションというだけですね、はい

 ゲーム内容はおよそこんな感じなのですが、熱いのはブザービーター的な演出。最後の一投はカメラのアングルがリングの上からのものに変わり、スローで描画されます。これは熱い。この一投で新記録! なんてことだってありますからね。手に汗握るわけですよ、えぇ!

リング上からのアングルに切り替わるのがアツい!

 このブザービーター的な演出をはじめ、「NBA HOT SHOT」の演出はグラフィック、音ともに最高です。SEの効果が大きいのだと思いますが、ボールの重量感のようなものまで感じてしまうくらいです。フリックしてぽい! しているだけなんですが、頭の中は「ス○ムダンク」のコマで埋め尽くされるほどです(気分はミッチーです)。

ソーシャルゲーミングネットワークのPLUS+にも対応していますので、長く遊べます

 フリックしてぽい! なゲームに興味を持っていただけて、なおかつ「ちょっとならお金払ってもいいよ」という方には、絶対おすすめの1本です。


筆者紹介──倉西誠一


石川県金沢市出身の元・電撃PlayStation編集長。著書は「モンスターハンター」シリーズのプレイログである「狩られ道」「狩られ道豪黒毛」(いずれもアスキー・メディアワークス)だが、最近はすっかりiPhoneゲーマー。Twitterアカウントはkararemichi



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