雨は上がったが、路面はツルツル!
午後は赤旗続出の荒れた展開に
午後からは雨が止むとの予報通り、走行時間直前に晴れ間が覗き始めた。それまではコース上に川ができるほど降水量がひどかったので、走行見合わせを考えていたチームもあったとか。しかし、雨は上がったとはいえ、路面はヘビーウェット。レインタイヤを履き、今度は佐々木選手からスタートした。
不安定な路面のためか、コースアウトが続出し、黄旗や赤旗が頻繁に振られていた。しばらくすると、マシンが走るライン上が徐々に乾き始めた。今回の走行時間は、SUPER GTとGTカーの経験が少ない佐々木選手の走り込みを優先し、給油後に番場選手が乗った以外は、すべて佐々木選手がステアリングを握った。
走行終了まで10分というところで、でちゃうアストンマーチンがコースアウトし赤旗中断。マシン回収後、10分の延長となったが、この10分間にもコースアウトが続出。フェアレディZやHONDAのニューウェポン「HSV-010」がタイヤバリヤーに突っ込むなどしたため、そのまま走行時間終了となった。
ウェットからセミウェット、ドライと、刻々と変わる路面状況に悩まされつつも、佐々木選手はクルマを壊すことなく走りきった。番場選手は走行時間が少なかったが、セクションタイムでベストを出すなど適応能力の高さを見せてくれた。なお、今回のベストタイムは下記の通り。総合結果はSUPER GTの公式サイト(こちら)を見ていただきたい。
- テスト走行 1回目 2'11.134
- テスト走行 2回目 2'11.461
- テスト走行 3回目 2'21.528
- テスト走行 4回目 2'22.457
テスト走行だったので、今回のタイムはあまり参考にならないが、今月の20、21日に開催されるSUPER GT開幕戦では、上位陣に負けない走りを見せてくれるだろう。そのためには、ファンからの応援が必須! 鈴鹿観戦を考えている人は、ぜひ応援シートへの申し込みを!
なお、第3戦の富士スピードウェイでも応援シートを用意することが決定しているので、チケットを購入する前にASCII.jpをチェックしてほしい。
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