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あの「Xperia」の魅力はここだ

「Xperia」のハードウェアと機能を徹底的にチェック!

2010年03月19日 11時00分更新

文● ヤシマノブユキ、ASCII.jp編集部 写真●小林 伸

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数あるスマートフォンの中でもハイエンドクラス
とにかく高性能なハードウェア

 Xperiaは数あるスマートフォンの中で、とにかくハイスペックなのも魅力の1つである。CPUはクアルコム製SnapdragonTMを採用し、動作クロックは1GHz。ディスプレイは4型TFT液晶パネル。解像度も高く(480×854ドット)、ウェブページの見やすさや一覧性の高さは、ほかのスマートフォンと比較にならない。

 メールを書いたり、ウェブを閲覧したりといった基本操作はもちろん、YouTubeTMの高画質動画を視聴したり、容量10MBを超える巨大なPDFを閲覧してみたが、ほとんどの操作がキビキビと動き、ストレスがない。高機能な機種ほど、実は動作がやや緩慢なのでは? という心配もあるが、Xperiaに限ってはまったくの杞憂だ。

 そんなXperiaの高性能・高機能を動画で見ていくことにしよう。

 まずウェブブラウザでASCII.jpのトップページを表示してみたところ、ページ全体の約半分を1度に閲覧できた。もともとディスプレイが大きいので縮小表示した状態でも文字を読みやすいし、この状態からでも狙ったリンクを指先で正確にタップできたので、ウェブの閲覧性は極めて高い。

 静電式タッチパネルの反応もよく、ページを読み込んでいる最中でも、指先でディスプレイをなぞって好きな場所までスムーズにスクロールできた。ウィンドウを目一杯開いた状態でも(最大8枚)引っかかる感じはまったくなく、ウェブ閲覧は極めて快適だ。

 筆者はこれまでさまざまなウェブブラウザを使ってきたが、総合的に見て、ここまで使いやすいブラウザは初めてと言っても過言ではない。

ASCII.jpのトップページを表示してみた。PC向けのウェブページを表示できる高い解像度を持っていることがわかる。拡大・縮小は画面をタッチしたあとに表示される下部右側のアイコンで操作する。下部左側のアイコンは虫眼鏡機能。ページ全体を縮小表示し、一部分だけを拡大表示できる
Xperiaを横向きにするとブラウザも横表示に切り替わる。ズーム状態が維持され、ディスプレイの横幅に合うよう自動的に調整されるので、違和感なく閲覧できる

 なお通信機能はHSDPA/HSUPAに対応し、下り最大7.2Mbps/上り最大2.0Mbps。それとは別にIEEE802.11b/gの無線LAN機能も用意されているので、自宅や公衆無線LANスポットなどではさらに高速通信も可能である。

 最近では、ウェブページにYouTube動画が張り付けられているケースも珍しくない。Xperiaではそうしたウェブ上の動画をタップするだけで手軽に視聴できる。標準画質はもちろん、高画質動画にも対応し、美しい映像を楽しめる。

YouTubeの映像は画面いっぱいに表示される

 YouTubeにアクセスする場合、基本的に標準で用意されている専用アプリを用いる。実際に高画質動画を視聴してみたが、コマ落ちや音飛びは一切なく快適そのもの。動画の読み込みで待たされることもなく、動画ビューアとしても最適だ。

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