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利用中のパーティションのサイズ変更や分割、P2Vなどに対応

2008 R2対応のParagon Hard Disk Manager 2010 Server

2010年03月08日 15時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 3月5日、パラゴンソフトウェアはサーバー用HDD管理ツール「Paragon Hard Disk Manager 2010 Server(パラゴン ハードディスク マネージャー 2010 サーバー)」を発表した。

Windows Server 2008 R2にも対応する「Paragon Hard Disk Manager 2010 Server」の面画面

 これは、パーティション操作、バックアップ、コピー(クローン作製)、抹消などHDDメンテナンスに必須な機能を集めた統合製品。OS標準の機能では不可能な、データを保存したままにパーティションのサービスを変更したり、移動や結合などが行なえる。また、オンラインバックアップやWindowsのVSS(Volume Shadow Copy Service)を利用したバックアップなどにも対応している。

 ほかにオプションで、現在稼働している物理環境を、代表的な仮想化ソフトウェアで利用可能な形式に直接変換する「P2V(Physical to Virtual)」が行なえる「バーチャルライセンス」も用意される。

利用中のパーティションのサイズを、フォーマットすることなく変更することが可能だ

 対応OSは、Windows XP/Vista/7とWindows Server 2003/2008(R2を含む)。全OSでx86とx64に対応。バーチャルライセンスでは、Virtual PC 2007、Windows Virtual PC、Virtual Server 2005 R2、Hyper-V、VMware Workstation 6.5以降、VMware ESX 3.5以降、Sun Virtual Box 3.1以降で利用できる。

 価格は、シングルライセンス版が10万2900円(税込)、オプションのバーチャルライセンスが11万5500円(同)。このほか、ボリュームライセンスも用意する。

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