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Windows 7 Starterの登場、そしてインテルAtomシリーズの世代交代など、新たな変化を受けて各社のネットブックも変容してきている。従来「ソーテック」ブランドで「C1」「C204」「C405」などのネットブック製品を展開してきたオンキヨーでは、今回よりオンキヨーブランドとして、ネットブック「C411」シリーズを投入してきた。
今回はその中でも「AM/FMラジオチューナー」を内蔵した異色の製品「C411A5」を取り上げてみたい。オンキヨーらしさは、どこに現れているのだろうか?
![]() | オンキヨー「C411A5」。ラジオチューナーを内蔵するという機能面での異色さにわりに、外観はオーソドックスだ |
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きわめて標準的なAtom N450搭載のコンパクトノート
今回のC411は、今までのCシリーズの流れを汲んだ、B5サイズのネットブックである。天板が光沢のある白色で、その他の部分が黒のツートンカラーという、シンプルなカラーリングを採用し、贅肉をそぎ落としたスリムなデザインとなっている。携帯性もよく、重さも約1.1kgと比較的軽量である。
![]() | 天板は光沢のある白色。厚さ約23mmとスリムにデザインされている |
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| 本体左側面。アナログRGB出力、電源コネクター、USB×1、メモリーカードスロットなどの各コネクター類がある | 本体右側面。アンテナ専用端子、ラジオアンテナ兼マイク入力、ヘッドホン、USB×2、LAN(100BASE-TX)が並ぶ |
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| 本体前面にはスロットや端子はなく、前面下部に大きな吸気口と思しき開口部がある |
全体的に見ると、Windows 7 Starter 32bit版を搭載するネットブックとして標準的な作りだ。光沢タイプの10.1型ワイド液晶ディスプレー(LEDバックライト)を載せ、表示解像度は1024×600ドット。CPUにはAtom N450(1.66GHz)を搭載して、1GBメモリー、250GBの2.5インチHDDを内蔵する。
表示解像度を除けば、これらの主要スペックは以前にレビューした富士通のネットブック「FMV-BIBLO LOOX M M/G30」とよく似ている。Windows 7 Starterのエクスペリエンスインデックスも、ほとんど等しかった。
![]() | Windowsエクスペリエンスインデックスの値。表示解像度が1024×600ドットと狭いこともあってか、グラフィックス値がわずかに低いが、Atom N450搭載のネットブックとして一般的なスコアだ |
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ネットブックとしては、しっかりした大き目のキーボードを搭載するのがよい。前モデルC405まで採用していた台形のキートップから、スクエアタイプのキーとなったものの、主要キーのキーピッチは縦横ともに実測で17mm(ストローク1.2mm)と大きめで、あいかわらず打鍵感がよく、文字入力もたやすい。タッチパッドの感触や、ボタン(シーソー式の1ボタン型)の硬さもほどよく、世代を追うごとに改良されてきたことをうかがわせる。
![]() | キートップが大きめで入力しやすいキーボード。また、タッチパッドも使いやすいものだ |
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しかし、使い勝手をトータルに見てみると、いくつか問題点も見えてくる。第一にバッテリー駆動時間がJEITA測定法によるカタログ値でも、約3.3時間と短いのだ。バッテリーも3セル(10.8V、2200mAh)のコンパクトなものとなっており、拡張バッテリーなどは特に用意されていない。
![]() | 3セル(20.8V、2200mAh)のバッテリーを搭載。拡張バッテリーなどは特に用意されていない。小型の付属ACアダプターは出先での充電・運用に便利だが、アダプターからコンセントまでは、携帯に不向きな太くて硬い電源ケーブル |
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第二に表示解像度が狭い。OSが豊かなグラフィックス表現をウリにするWindows 7であれば、10.1型ワイドとはいえ1366×768ドット表示が欲しいかもしれない。またスリムデザインが災いしたこともあるのだろうか、低発熱のN450をもってしても補えないほど放熱性が悪いのか、CPU負荷が低くても空冷ファンが常時回転しているのも気になった。
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