よく考えられたインターフェイス
今回はiPod Touch 32GB(Late 2009)とPSP goを使って、「DRC-BT60P」との接続を試みた。結果はいずれも問題なく接続することが可能で、両者のメモリ内の音楽の再生に何ら問題はない。実際に使っていて便利だったのは、Bluetooth接続をいったん切っても、「DRC-BT60P」の再生ボタンを押すと直前に接続していた機器と自動的に再接続してくれるという機能。設定画面のBluetoothの項目の中には、登録したデバイスのどれと接続するかを選択できる項目が用意されているが、直前に利用していたデバイスに再接続するのであれば、ボタンひとつで完了するというわけだ。
またAVRCPも搭載しているので、再生機器に触れることなく一時停止や曲送り/戻しといった操作が可能。今回テストしたところでは、PSP goでは問題なくそれぞれの操作ができた。ただiPod touchでは再生と一時停止のみ可能で、曲送り/戻しは反応しなかったのは残念だ。
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| 本体上部と右側面。ボリュームの「+」ボタンには突起があり、ポケットの中でも操作できるよう配慮されている | 本体右側面と下部。右側面にUSBポートがあり、これを使って充電を行なう。音楽連続再生時の電池駆動時間は約9時間 |
FMラジオの機能は感度が意外なほどよく、携帯型ラジオでは雑音でほとんど聞こえないような部屋でも、(雑音がないわけではないが)それなりに聴くことができる。もちろん場所によって評価は大きく変わるだろうが、たとえば外出時に手持ちの音楽に聞き飽きたとき、気軽にFMを聴けるのはうれしい。
利用時には短めのケーブルを推奨
気になったのは、再生した音楽を「DRC-BT60P」経由で聴いているときに、時折ブツッと切れてしまうことがあるという部分。具体的には、メニューを操作したり、音量を変えたりするときに、たまに途切れてしまう。音楽に集中しているときは気になる部分なので、ぜひ改善してほしいところだ。
もう一点、気になるとすると値段だろう。Bluetooth対応機器を持っていれば便利なデバイスだが、直販価格で9980円というのは小型の携帯型オーディオプレーヤーが十分に買えてしまう値段である。もう一踏ん張り、低価格化を進めてもらえれば一気にブレイクしそうな気はするのだが。
また利用時の注意点としては、できるだけ短いイヤフォン/ヘッドフォンを用意すること。長いケーブルでは、せっかくのBluetoothのメリットが活かされない。数十センチのイヤフォンを使い、胸ポケットあたりに「DRC-BT60P」をクリップで留めておくのがベストだろう。
ちなみに今回は自腹レビューなのだが、実際に使っていて便利だと感じたのはPSP goとの接続である。「DRC-BT60P」を使えば、PSP goからケーブルを引き回さずに電車の中でゲームサウンドを堪能しつつゲームをプレイできる。外出先でBluetooth経由で音楽を聴きたいと考えていて、価格面での折り合いが付けば満足できるアイテムではないだろうか。
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