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CrazyTalk 6で、IT系記者の才能は火を吹くか?

2010年02月25日 16時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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さらに調子に乗って演出効果を使ってみちゃう

 だが、記者はまだ帰らない。もう編集部には誰もいない。いい加減よした方がいい。同僚はTwitterで「自宅でチキンカレーなう」とか言っている。明日は早くから新狭山で取材だ。それでも止まらない。こうなりゃできることを試そうと火が点いてしまい、ついには禁断の機能「SFX」に手を出すことになるのだ。

 このSFXという機能が名前の通り大物で、これがあることで動画編集の自由度が一気にはねあがっている。テンプレートがメインなのだが、例えば自動認識した顔にあわせてガスマスクをかぶせたり、指定したキャラクターに眼帯をかけさせたりといったことが出来る。画面全体に爆発したようなエフェクトをかけることだって可能だ。

眼帯をかける(左)、画面全体が爆発する(右)といったエフェクトをかけられるのがSFX。自分で用意した画像をあてはめることも出来る

 それだけかと思っていた記者はすぐ見立てが甘かったことを気付かされることになる。その画像は自分で用意できるのだ。頭にラーメン鉢をかぶせることも出来るし、顔全体をマスクで覆うことも出来る(自分で描くことになるのだが)。

 もっとも使いやすかったのはフキダシ。音声とは異なるセリフを入力するだけでシーンが作れる。音声で「あなたを愛してます」と言いつつ、フキダシで「お金が目当てです」と補足したり、字幕のようにしてかなり遊べた。

フキダシを使い、「タテマエ」と「本音」のギャップを出すなどの演出も出来る

 さらにこだわろうとすれば「別のポーズをとった画像を上に重ねる」といった応用ワザも使える。ともかくここで遊べることは多い。

 SFXで遊び疲れてしまうと、もう何をやっても面白くなってくる。SFXからちょっと離れて「モデル」から「目」を入れたりして遊びはじめてしまうと、笑いが止まらなくなってくる。自動で認識したキャラクターの絵に、テンプレートの目がぐりぐりと動くのだ。もう止まらない。もう26時を回ったのに腹筋が痛い。……26時って何だ。



(次で最後です)

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