音楽を楽しむ
パソコンで音楽を楽しみたければ、プレーヤーソフトだけでなく音楽ファイルの作成も重要だ。CDからリッピングして各種形式にエンコードできるものから、大量の音楽ファイルを管理・再生できる高機能プレーヤーまで、オススメのソフトを紹介しよう。
またこの逆に、気に入った音楽を使ってCDを作成できるライティングソフトも便利。ジャケットまで自作して、アルバムのように仕上げるのもおもしろい。
1. CDから音楽ファイルを作る
■ Exact Audio Copy (作者:Andre Wiethoff)
高音質でCDからリッピング可能な定番ソフト。CUE+FLAC、もしくはWAVで、CDを全体を保存することもできる。有志による日本語化パッチを使えば、日本語で使用可能だ。なお、MP3を作成するには別途エンコーダーが必要。先に「LAME」をインストールしておこう。
■ BonkEnc (作者:BonkEnc Project)
音楽CDからのリッピングだけでなく、別形式へのトランスコードにも対応したソフト。リストへファイルを登録して一括変換できるので、音楽ファイルの形式をそろえたい場合に重宝する。MP3やFLAC、AAC、Oggなど、メジャーな形式を選択可能だ。
2. 音楽を再生する
■ JetAudio Basic (作者:Jet Audio)
音楽から動画、ネットラジオまで、多数のメディアに対応した多機能プレーヤー。場所をとらない小型の本体と音楽管理が可能な「Media Center」とがわかれており、使いわけやすいのが魅力だ。スキンに対応し、見た目を変更できるのもうれしい。
■ MediaMonkey (作者:Ventis Media)
CDからのリッピングにも対応したプレーヤー。タグ関連機能が強力で、CDDBから情報を取得するだけでなく、Amazonなどから検索した結果を基にタグ付けしてくれるのが便利。とくに、アルバムアートまで登録できるのがうれしい。
■ Competent Media Player 5 (作者:Andry Ferreira)
プレイリストをメインとしたシンプルなプレーヤー。ほかのソフトと比べると機能は少ないが、レジューム再生やジャンプ再生など、便利な機能はしっかりと搭載している。リスト編集機能も多く、重複項目や存在しない項目を削除可能。
3. その他の便利ツール
■ Mp3tag (作者:Florian Heidenreich)
MP3はもちろん、WMAやOgg、FLACなど、多数の音楽ファイルに埋め込まれたタグ情報を編集できるツール。「日本語化工房」で配布されている設定ファイルを使えば、タグ情報の取得にAmazon.co.jpが利用できるようになる。
■ CDBurnerXP (作者:Canneverbe Limited)
BD書き込みにまで対応したライティングソフト。MP3などの音楽ファイルから音楽CDを作成する機能を搭載している。カバー印刷が便利で、リストと画像を入れたジャケットを簡単に作成できる。タイプもCDケース、DVDケースと選択可能。
■ DeepBurner free (作者:Astonsoft)
MP3やOggといった音楽ファイルからのCD作成に対応したライティングソフト。CDラベル、ブックレット、ジャケット印刷機能を装備しているので、自分だけのベストアルバムを作れるのが楽しい。データCD/DVD作成では、オートランの作成も可能。
■ Any Audio Converter (作者:AnvSoft)
動画から音楽を抽出し、MP3として保存してくれるツール。動画サイトのURLをコピーして貼り付けると、自動でダウンロードしてから変換してくれるのが便利だ。アカウント設定をしておけば、ニコニコ動画からもダウンロードできる。
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