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職人が丹精込めて作る! 量産型ジムっぽい何か

2010年02月13日 18時00分更新

文● 藤山哲人/工作協力● 名古屋 開登

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サイズはそのままでスタイリッシュなデザインに

 サイズはそのままに、角にRを付けフロントパネルサイドのエアインテークを下部の見えない部分に集約させ、スタイリッシュなデザインにしたのが「GZ-M2SPD-700」だ。

パワーボタン脇にあるブルーのパワーインジケーターが特徴的なデザインの「GZ-M2SPD-700」

 基本スペックは、先に紹介したミニタワーの「GZ-M1SPD-700」とまったく同じだが、フロントパネルのUSBコネクタのカバーがなく、電源ボタンの左右には電源をONにするとブルーに光る帯が追加され、スタイリッシュさを演出している。この筐体には、電源ボタンの下にリセットボタンが配され、その下にはHDDアクセスランプがあるので、ディスプレイのすぐ近くに置いておくケースと言っていいだろう。

パワーONで青く光るボタン脇のバー。フロントパネルコネクタではなく、電源ケーブルからLED用の電源を確保する

 なおデザインはそのままで、ミドルタワー版に拡張。ロックレバー方式のドライブマウンタも11台に拡張され、フロントとリアに120mmのファンを標準装備した「GZ-X2SPD-100」も用意されている。こちらのモデルは、フロントパネルにIEEE1394のコネクタも装備している。用途としては、ヘビーユースやサーバ向けといったところだろう。
 これらの4シリーズをまとめると、次のようになる。

ATX/MicroATXマザー用ミドルタワーケース
型番 GZ-X1SPD-100 GZ-X1BPD-100 GZ-X2SPD-100 GZ-X2BPD-100
外観
サイズ ミドルタワー
カラー シルバー ブラック シルバー ブラック
対応マザーボード ATXまたはMicroATX
5インチベイ 4本(内1本は光学ドライブカバー)
3.5インチベイ 2本
3.5インチシャドウベイ 5本
ドライブ固定方式 ロックレバー方式(ドライバレス)
フロントファン 120mm静音ファン(パルス信号付き3ピンコネクタ×1 リアファンと共用)
リアファン 120mm静音ファン(フロントファンに連動)
PCIスロット数 7本
フロントパネルコネクタ ヘッドホン、マイク、USB×2、IEEE1394×1
フロントパネルドア ドア開閉式 常時オープン
カード固定方式 レバーロック方式(ネジ併用可能)
CPU用パッシブダクト 標準装備(可変長ダクト)
グラフィックボード用エアインテーク 向かって左サイドに装備
寸法 幅185mm×高さ430mm×奥行き475mm 幅185mm×高さ410mm×奥行き478mm
重量 5kg
用途 ヘビーユースからサーバ用途まで
市場価格 5000円前後
MicroATX専用ミニタワーケース
型番 GZ-M1SPD-700 GZ-M1BPD-700 GZ-M2SPD-700 GZ-M2BPD-700
外観
サイズ ミニタワー
カラー シルバー ブラック シルバー ブラック
対応マザーボード MicroATX
5インチベイ 2本
3.5インチベイ 2本
3.5インチシャドウベイ 2本
ドライブ固定方式 ネジ止め式
フロントファン オプション(90mmファン増設可能)
リアファン 90mm静音ファン(パルス信号付き3ピンコネクタ)
PCIスロット数 4本
フロントパネルコネクタ ヘッドホン、マイク、USB×2
フロントパネルドア ドア開閉式 常時オープン
カード固定方式 ネジ止め式
CPU用パッシブダクト 標準装備(可変長ダクト)
グラフィックボード用エアインテーク 向かって左サイドに装備
寸法 幅180mm×高さ368mm×奥行き398mm 幅180mm×高さ368mm×奥行き398mm
重量 4kg
用途 ライトユース、ビジネス用途向け
市場価格 4700円前後

 いずれもパワーユニット(電源)は別売となっているが、安物のうるさい電源が標準装備だと、すぐに買い替えなければならいので、潔く電源なしモデルという点に好感が持てる。

さっそくジムっぽい何かにしてみようか……

 まずは電装系から作っていこう。グフっぽい何かと違い、ジムっぽい何かは目の部分が凸型になっていてグリーンに光るようにする。ただ平面を光らせても面白くないので、何かをスキャンしているかのように、LEDを順次点滅させる回路を使って動きも付けてみよう。

(次ページへ続く)

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