サイズはそのままでスタイリッシュなデザインに
サイズはそのままに、角にRを付けフロントパネルサイドのエアインテークを下部の見えない部分に集約させ、スタイリッシュなデザインにしたのが「GZ-M2SPD-700」だ。
基本スペックは、先に紹介したミニタワーの「GZ-M1SPD-700」とまったく同じだが、フロントパネルのUSBコネクタのカバーがなく、電源ボタンの左右には電源をONにするとブルーに光る帯が追加され、スタイリッシュさを演出している。この筐体には、電源ボタンの下にリセットボタンが配され、その下にはHDDアクセスランプがあるので、ディスプレイのすぐ近くに置いておくケースと言っていいだろう。
なおデザインはそのままで、ミドルタワー版に拡張。ロックレバー方式のドライブマウンタも11台に拡張され、フロントとリアに120mmのファンを標準装備した「GZ-X2SPD-100」も用意されている。こちらのモデルは、フロントパネルにIEEE1394のコネクタも装備している。用途としては、ヘビーユースやサーバ向けといったところだろう。
これらの4シリーズをまとめると、次のようになる。
ATX/MicroATXマザー用ミドルタワーケース | ||||
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型番 | GZ-X1SPD-100 | GZ-X1BPD-100 | GZ-X2SPD-100 | GZ-X2BPD-100 |
外観 |
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サイズ | ミドルタワー | |||
カラー | シルバー | ブラック | シルバー | ブラック |
対応マザーボード | ATXまたはMicroATX | |||
5インチベイ | 4本(内1本は光学ドライブカバー) | |||
3.5インチベイ | 2本 | |||
3.5インチシャドウベイ | 5本 | |||
ドライブ固定方式 | ロックレバー方式(ドライバレス) | |||
フロントファン | 120mm静音ファン(パルス信号付き3ピンコネクタ×1 リアファンと共用) | |||
リアファン | 120mm静音ファン(フロントファンに連動) | |||
PCIスロット数 | 7本 | |||
フロントパネルコネクタ | ヘッドホン、マイク、USB×2、IEEE1394×1 | |||
フロントパネルドア | ドア開閉式 | 常時オープン | ||
カード固定方式 | レバーロック方式(ネジ併用可能) | |||
CPU用パッシブダクト | 標準装備(可変長ダクト) | |||
グラフィックボード用エアインテーク | 向かって左サイドに装備 | |||
寸法 | 幅185mm×高さ430mm×奥行き475mm | 幅185mm×高さ410mm×奥行き478mm | ||
重量 | 5kg | |||
用途 | ヘビーユースからサーバ用途まで | |||
市場価格 | 5000円前後 |
MicroATX専用ミニタワーケース | ||||
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型番 | GZ-M1SPD-700 | GZ-M1BPD-700 | GZ-M2SPD-700 | GZ-M2BPD-700 |
外観 |
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サイズ | ミニタワー | |||
カラー | シルバー | ブラック | シルバー | ブラック |
対応マザーボード | MicroATX | |||
5インチベイ | 2本 | |||
3.5インチベイ | 2本 | |||
3.5インチシャドウベイ | 2本 | |||
ドライブ固定方式 | ネジ止め式 | |||
フロントファン | オプション(90mmファン増設可能) | |||
リアファン | 90mm静音ファン(パルス信号付き3ピンコネクタ) | |||
PCIスロット数 | 4本 | |||
フロントパネルコネクタ | ヘッドホン、マイク、USB×2 | |||
フロントパネルドア | ドア開閉式 | 常時オープン | ||
カード固定方式 | ネジ止め式 | |||
CPU用パッシブダクト | 標準装備(可変長ダクト) | |||
グラフィックボード用エアインテーク | 向かって左サイドに装備 | |||
寸法 | 幅180mm×高さ368mm×奥行き398mm | 幅180mm×高さ368mm×奥行き398mm | ||
重量 | 4kg | |||
用途 | ライトユース、ビジネス用途向け | |||
市場価格 | 4700円前後 |
いずれもパワーユニット(電源)は別売となっているが、安物のうるさい電源が標準装備だと、すぐに買い替えなければならいので、潔く電源なしモデルという点に好感が持てる。
さっそくジムっぽい何かにしてみようか……
まずは電装系から作っていこう。グフっぽい何かと違い、ジムっぽい何かは目の部分が凸型になっていてグリーンに光るようにする。ただ平面を光らせても面白くないので、何かをスキャンしているかのように、LEDを順次点滅させる回路を使って動きも付けてみよう。
(次ページへ続く)