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買ったからには全部言いたい! リコー「GXR」はどうなの? ― 第4回

やっぱり必要!? レンズユニット「A12」を徹底検証!

2010年02月04日 12時00分更新

文● 小林 伸、撮影協力●クラーク記念高校秋葉原ITキャンパス

AFスピードを高速化する方法はないものか!?

 以前にA12を紹介したとき、非常にAFスピードに難があると書いたが、その後何かスピードアップするいい設定はないものかといろいろ試している。

オートマクロを「OFF」にしない場合、AFにかかるスピードは倍近くかかる。「スポットAF」に設定しておくことでピントの精度、スピードとも上がるようだ

 まだ試行錯誤中ではあるが、なんといっても「フォーカス」の設定を「マルチAF」から「スポットAF」へと変更するのが一番よさそうだ。当然のことながら「オートマクロ」の設定はOFFにしておき、接写時で必要となったときだけマクロボタンを押して接写できるようにすればいい。

 自動的にピントを合わせ続ける「プレAF」に関しては、状況によっても異なるようだ。例えば人物の撮影を行なう際、ほぼ距離が変わらない状況で人物が微妙に身体や顔の向きを変える程度ならば、あらかじめある程度AF動作をするプレAFの効果が発揮された。

 しかし、街中を持ち歩きながらスナップするような場合ではあまりその効果は得られなかった。そのような環境であればプレAFは切っておいたほうが動作は軽快だろう。

 今回いろいろ試してみて感じたのは、A12はGXRの存在を際立たせてくれるレンズだったということ。このサイズの中にAPS-Cのセンサーを組み込み、さらにそのセンサーに特化したチューニングがされたレンズを組み合わせることなどは、デジタル一眼レフでは不可能に近い。機種ごとにセンサーは違い、レンズ開発時期もまちまちなので専用にチューニングというわけにはいかないからだ。

 この先にも、(そもそも「GR」の存在を有名にした)短焦点28mmレンズや21mmレンズとAPS-Cサイズセンサーの組み合わせなどを期待してしまう。当分手放せなくなりそうな存在になってきた。


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