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どれがいい? 春の最新HDビデオカメラ徹底比較! 第1回

2万円台からフルHD!? 最新ビデオカメラのトレンドをチェック

2010年02月02日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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独自のハイスピード撮影がユニーク
「ビクター Everio」も新モデル投入

ビクターの上位モデル「GZ-HM1」

ビクターの上位モデル「GZ-HM1」

 他社に先駈けてHDD内蔵によるコンパクトなサイズのモデルを登場させたビクターは、他社がハイビジョンモデルのみのラインナップに以降するなか、SD画質のモデルもラインナップしている点がユニーク。

 ハイビジョンカメラの新モデルでは、上位モデルの「GZ-HM1」が内蔵メモリー+SDメモリータイプ。ミドルクラスはHDDタイプと内蔵メモリー+SDメモリータイプの両方をラインナップしている。

 HDD内蔵モデルとは思えないコンパクトなサイズを実現した「GZ-HD620」もユニークだが、注目モデルとなると、裏面照射型CMOSセンサーを採用した「GZ-HM570」と「GZ-HM1」となるだろう。

 1062万画素による精細感の高い映像の撮影が可能。操作系は他社がタッチパネル液晶を採用するなか、独自の「レーザータッチオペレーション」を採用。液晶モニターの左横にある縦長のセンサーを指で上下になぞることでメニューの操作が可能。

Bluetooth内蔵の「GZ-HM570」

Bluetooth内蔵の「GZ-HM570」

 最高600fpsのハイスピード撮影や10メガの高精細静止画を0.067秒/コマで最大6枚連写できるなど、独自の撮影機能を備えている。このほか、GZ-HM570はBluetoothに対応。対応するスマートフォンに無線で撮影した映像を転送したり、遠隔操作や専用アプリを使って「GoogleEarth」との連携が行なえる。他社とはひと味違う独自性の強さが大きな魅力と言えそうだ。


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