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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第137回

枯れ葉に埋もれる猫の撮り方

2010年01月29日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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枯れ葉と戯れる猫たち

 そうそう、前ページの写真の長毛種はこの場所が好きで、今年も低木の下で枯れ葉に埋もれて隠れてた(冒頭写真)。去年もここにいた。目だけがぎらって感じ。枯れ葉がいい感じに茶色くなったらこっちのもの。地面ギリギリで枯れ葉を手前において撮ってみたり。

超ローアングルで枯れ葉の向こうで毛繕いしてるところを(2008年12月 SONy Cyber-shot T700)

超ローアングルで枯れ葉の向こうで毛繕いしてるところを(2008年12月 SONy Cyber-shot T700)

 枯れ葉に寝転がって遊んでいるところを撮ってみたり。

枯れ葉の上でゴロゴロするのでいつも汚れてる猫。オモチャで遊んでるときのひとコマ(2009年3月 Nikon D90)

枯れ葉の上でゴロゴロするのでいつも汚れてる猫。オモチャで遊んでるときのひとコマ(2009年3月 Nikon D90)

 冬っぽいんだけど暖かい感じになっていい。枯れ葉の公園で背中を向けられると、同じ冬の枯れ葉写真でもイメージが違ってくるのが面白い。

同じ枯れ葉でも日差しがなくて背中を向いてたりすると哀愁写真(2009年12月 Panasonic LUMIX GH1)

同じ枯れ葉でも日差しがなくて背中を向いてたりすると哀愁写真(2009年12月 Panasonic LUMIX GH1)

 時にはリアルに枯れ葉に埋もれてたりする。木の根元に集められた枯れ葉の中に気持ちよさそうに埋もれて寝ていたのだ。

暖かそうに枯れ葉のベッドでお休み中(2009年12月 Panasonic LUMIX GH1)

暖かそうに枯れ葉のベッドでお休み中(2009年12月 Panasonic LUMIX GH1)

 ね、あたたかそうでしょ? この日、この猫はここでこんなになったまま出てきませんでした。よほど暖かだったようです。


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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。



*次回は2010年2月5日掲載予定



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