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動画サイトってどうなの? 儲かるの? ― 第2回

「コンテンツID」で広告モデルを徹底するYouTube

2010年02月02日 12時00分更新

文● 松本淳

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グーグル社 日本およびアジア太平洋地域担当のシニアプロダクトマネージャーの徳生裕人氏。YouTubeを担当している

 2006年にGoogleが16億5000万ドルでYouTubeを買収してから、早くも3年以上が経った。当時からGoogleは自前の動画配信サービスGoogleビデオをすでに展開しており、その金額のインパクトも相まって買収の発表に驚かされた関係者は多かった。グローバルに展開する規模感、検索やコンテンツ連動広告システムとのシームレスな連携……いずれをとっても動画配信の覇者であることは間違いないだろう。

 一方で、それほど強大な存在でありながら、未だ黒字化の発表がないことは「動画配信サイトはどこも儲からない」「運営者が儲かっていないプラットフォームにコンテンツを提供したり提携する意味はあるのか?」といった見方をもたらしているのも事実だ。

 また国内市場においては、独自の進化を遂げているニコニコ動画に加え、前回取り上げたYahoo! JAPAN+GyaO陣営の動きも気になるところだ。今回は日本およびアジア太平洋地域担当のシニアプロダクトマネージャー徳生裕人氏に話を伺った。


UQ-WiMAXの「特訓する猫」もYouTubeから生まれた

――YouTube日本語版の登場から2年あまりが経過しました。現状をお聞かせください。

徳生 グローバルでは1日あたりの再生回数は10億回以上となっており、日本でも1ヵ月あたりのユニークユーザー数が2300万人に達しました。YouTube全体でも日本は世界で2番目に視聴回数が多く、国内でも順調に成長しています。携帯サイトも1日あたりの再生数は1000万回以上で、利用は順調に増えていると思います。

 登場当初は海外の動画を見られるサイトという意味合いが強かったYouTubeですが、最近では、日本のユーザーが投稿するコンテンツも人気となっており、ユーザー参加型のサイトであるという風に捉えて頂けつつあるのかなと感じています。

▲UQ-WiMAXのCMでもおなじみの「特訓するねこ」動画。600万回以上視聴された一般投稿の人気動画がCMに採用された事例だ

 日本で話題を呼んだ動画を見て、海外のコマーシャルやコンサートに採用される例なども出てきており、YouTubeがグローバルであること、また誰でもコンテンツを投稿できるプラットフォームであることの特徴がよくあらわれていると思います。一般ユーザーから超プレミアムパートナーまで、誰もが参加・活躍できる民主的なプラットフォームであるという点は、YouTubeの大きな特徴だと思います。

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