このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

目指せ快適! MacBook Pro長期レビュー ― 第13回

トホホに終わった「お風呂でMacの音楽を聴こう大作戦」

2010年01月22日 12時00分更新

文● 海上忍

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷


13インチMacBook Pro
13インチMacBook Pro

 13インチMacBook Proといえば、均整なアルミのボディーに、デジタルライフを楽しむための機能をギュっと詰め込んだプロダクト。国内でも人気が高くて、「初めてのMac」として選ぶ人も多いです(Apple Storeで見る)。

 本連載「目指せ快適! MacBook Pro長期レビュー」では、本体の見所や併せて使うと便利な周辺機器、覚えておくと便利なソフトの設定方法など、MacBook Proをより楽しく使うための情報を提供していきます(連載の目次)。



 ため息と鼻息の中間くらいの呼吸をしつつ、湯船にゆっくり身を浸す。これぞ至福の瞬間だ。そこに音楽、特に好みの楽曲があればよりリラックスして過ごせるだろう。

 音楽ライブラリーは当然、MacBook ProのiTunesにすべて収まっているが、風呂は「高温多湿」という精密機器にとって過酷な環境だ。MacBookを透明なビニール袋に包んで持ち込むわけにもいかないし、音楽を聴くにはやはり防水構造のオーディオ機器が必須……。

 そこでふと考えた。最低限、防水スピーカーは必要だが、FMラジオに対応していれば、MacBook Proから音をトランスミッターで飛ばして拾えるはず。というわけで今回は、防水スピーカーとFMトランスミッターの両者をゲストに迎えて、MacBook Proで「風呂用iTunesライブラリ鑑賞システム」を構築! ……と行きたかったのだが、そこには思わぬ落とし穴が控えていた。


まずはスピーカーを物色

 バスルームという高温多湿な環境下で音楽を聴こうとすると、備え付けのオーディオシステムがある場合はともかく、一定レベル以上の防水性能が必要だ。

 ネットで電気機器の防水性能を定めた保護等級(IPX)の規格を調べて見ると、飛まつ程度ではビクともしない性能がなければ厳しいことが素人目にも分かる。最低でも4級(IPX4)、水しぶきがかかる可能性を考慮すると7級(IPX7)ぐらいが理想だろうか。

 この基準を満たすスピーカーが、最初のゲスト「AV-J122」だ(Amazon.co.jpで見る)。

IPX7相当の防水機能を持つFMチューナー内蔵のスピーカー「AV-J122」

 IPX7相当の防水構造を持っており、水深1mに30分間浸されても内部に水が入り込まないとのこと。これなら風呂場でも安心して使える。電源は単三形乾電池4本なので、エネループなどの2次電池を使用すればランニングコストも気にせずすみそうだ。

 一見するとデジタルフォトフレームに思える外観にもひと工夫がある。前面にスピーカーらしきものは見当たらないが、背面に直径40mm/0.5Wのスピーカーを配置し、その音をリフレクターで反射して、ステレオサウンドを楽しめるという仕組みになっている。

スピーカーの音はこのようにリフレクターにより前面へと反射される

 肝心の音源は、ステレオミニ入力を装備。携帯音楽プレーヤーのヘッドホン端子に接続して、前面をシリコンラバー製のソフトパネルでパッキングすれば、水に濡れた手でも遠慮なしに操作できる。

 そして今回のキーとなる機能が「FMチューナー」だ。MacBook ProにFMトランスミッターを接続し、その再生音をFM電波で飛ばせば、iTunesライブラリの音楽をAV-J122で流せる。

 曲のスキップやプレイリストの選択は、iPod touchに仕込んでおいたリモコンアプリ「Remote」を使えば、無線LAN経由でMacのiTunesを操作できる。思惑通りことが進めば、めでたく湯船に浸かりながらiTunesライブラリを楽しめるはず!

電源は単三×4、入力用にステレオミニジャックを装備しているシリコンラバー製ソフトパネルで水滴からポータブルオーディオを守る

 ちなみに「iPod touchに曲を入れて聴けばいいんじゃないの?」という質問は厳禁。Macにある音楽ライブラリーのすべてを聴けるから意義があるんです。

前へ 1 2 次へ

この特集の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中