男の子だったら、小さい頃に誰でも一度は手にしたことがあるであろうトミカのミニカー。これまでに5億3800万台以上を販売する同シリーズが今年40周年を迎える。これを記念してトミカを発売するタカラトミー代表取締役富山幹太郎氏や、40周年イメージキャラクターのぐっさんこと山口智充さんらが出席して、18日に記者発表がTOYフォーラム2010の会場で行なわれた。
まず、代表取締役の富山氏がトミカが生まれた当時のことを振り返りつつ挨拶を行った。挨拶の中で、富山氏は「トミカが発売されるまでは、ダイキャストのミニカーはイギリスなどの海外製ばかりで、国産車がなかったため、先代の社長が国産車のミニカーを作りたいという熱い思いから、同シリーズは始まった」と話した。 続いて、トミカ・プラレール事業本部長の水沼正典氏が登壇し、40周年事業展開の計画について発表が行なわれた。
ぐっさんのトミカコレクションは200種類以上!?
事業計画の発表に続いて、40周年を迎えるトミカと同い年で、今回イメージキャラクター“でっかい子ども大使”に就任する山口智充さんが登場。富山氏から、“でっかい子ども大使”の任命証、同社イメージキャラクターのT君からはトミカ人気モデル“トヨタ プリウス”がプレゼントされた。
小さい頃からトミカでお小遣いやお年玉をつぎ込んでいたトミカファンだという山口さんは「子どものときから遊んでいた世界の延長線上にある任命式なので、光栄です。誇りに思います」と話した。
でっかい子ども大使に就任した山口さんの初仕事は、40周年を記念した地球をトミカが一周しているモニュメントに最後の一台を置く作業。続いて、トミカに対する思いについてトークライブも実施されて、トミカの思い出や熱い思いを力強く語った。